トーマス・ダンフォードがアーチリュートで弾く!リュート編曲のJ.S.バッハ作品集
J.S.バッハの作品をアーチリュート(大きいリュートの意。テオルボに代わる通奏低音楽器)で演奏するという意欲的なアルバム。有名な無伴奏チェロ組曲第1番と、無伴奏ヴァイオリン組曲第2番のシャコンヌは、演奏者トーマス・ダンフォード自身の編曲により、巧みにリュートへと移し替えられており、とりわけヴァイオリンでも演奏困難なシャコンヌでの目のくらむような驚異的な演奏が聴きものです。
1988年生まれのダンフォードは9歳から師クレア・アントニーニの元でリュートを学び、2006年からはパリ国立音楽院に進学、高名なリュート奏者シャルル=エドゥアルド・ファンタンのクラスで一等賞を獲得しています。その後、バーゼルのスコラ・カトルムで研鑽を積み、多くのコンクールで優勝。世界中で活躍する期待のリュート奏者です。リュートの響きを最大限に生かす美しい残響を備えています。録音場所はスイス、ラ・ショー=ド=フォンにあるホールでの録音です。
(ナクソスジャパン)
『BACH-バッハ~J.S.バッハ:リュート編曲による作品集』
【曲目】
J.S.バッハ(1685-1750):
1-6.無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007(T.ダンフォードによるリュート編)
7-12.リュート組曲 ト短調 BWV995
13.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 BWV100-第5曲「シャコンヌ」(T.ダンフォードによるリュート編)
【演奏】
トーマス・ダンフォード(アーチリュート ジュゼッペ・トゥミアーティ 1993年製)
【録音】
2017年7月
théâtre populaire romand, salle de musique,la chaux-de-fonds, swizerland
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年06月19日 00:00