CDとLPで発売!クルレンツィス&ムジカ・エテルナ~マーラー:交響曲第6番 “悲劇的”
ギリシャの鬼才が放つ最新作。それは運命の一撃となるか?
2017年度の音楽之友社主催「レコード・アカデミー賞」堂々2部門(大賞:チャイコフスキー/悲愴、銀賞:モーツァルト/ドン・ジョヴァンニ)受賞という快挙をなしとげたギリシャの俊英テオドール・クルレンツィスの新作は前作に続きまたも「交響曲第6番」。今回は爛熟したロマンの香りを放つマーラーの「悲劇的」というタイトルを持つ第6交響曲。クルレンツィスはマーラーの交響曲をいくつかコンサートで取り上げているが(1番、2番、3番はYoutubeでも視聴できる)、ディスクとしてはこれが初のマーラー交響曲録音となるもの。「チャイコフスキー:悲愴」や「ストラヴィンスキー:春の祭典」といったディスクでロマン派以降の大オーケストラの機能性を駆使した多彩なオーケストラの魅力を掘り起こしてきたクルレンツィスとムジカエテルナが、ハンマーをも楽器にしてしまったマーラーの巨大な管弦楽作品とどのように向かい合うのか興味は尽きない。
(ソニー・ミュージック)
マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
テオドール・クルレンツィス指揮
ムジカエテルナ
<録音>2016年7月3日~9日、モスクワ Dom Zvukozapisi(house of recordings
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