三種のクラリネットを駆使した渡邊一毅のソロ・アルバム!『Triptyque トリプティーク』
E♭クラリネット、B♭クラリネット、バスクラリネット。三種で連ねる多彩な音楽世界。
「ブリッツ フィルハーモニック ウィンズ」コンサートマスター、「オブロー・クラリネットアンサンブル」E♭クラリネット奏者をはじめ、オーケストラやミュージカル、またスタジオ録音など多方面で活躍するクラリネット奏者、渡邊一毅待望のソロアルバムが完成。最も一般的なクラリネット(B♭クラリネット)はもちろん、ソロ楽器としてはあまり日の目を見る機会の少ない「E♭クラリネット」「バスクラリネット」のソロも収録した、正に「トリプティーク」(三連画)のタイトルにふさわしいアルバムとなりました。
渡邊本人の委嘱で書かれた日本人作品3曲と、超絶技巧や歌心あふれる曲など外国曲も3曲収録。渡邊の技術、音楽性、独創性が高度に融合した、渡邊ならではのラインナップで構成されたアルバムとなりました。全てのクラリネット奏者にとって模範的な演奏ばかりである事はもちろん、美しく、楽しく、時に激しく、また悲しく、様々な表情を見せる渡邊の音色からは、クラリネットの奥深さを垣間見ることができ、この楽器に触れた事のない方の心も大きく揺さぶられる事でしょう。
(CAFUAレコード)
『Triptyque トリプティーク』
【曲目】
[1] ソナタ第1番 B♭クラリネットとピアノのための (ジャカ・プチハール)
Sonata No.1 for Bb Clarinet and Piano
[2] 悲歌 (小栗克裕)
Lamento for Clarinet in E♭
[3] スペイン民謡変奏曲 (マルティネス・ガレゴ)
Spanish Folk Variations for E♭ Clarinet and Piano
[4] イーナの歌 (フィリップ・スパーク)
Song for Ina
[5] ディヴァステイテッド・ノート (三浦秀秋)
Devastated Notes
3種のクラリネットのためのトリプティーク (伊賀拓郎)
Triptyque for E♭,B♭ and Bass Clarinets
[6] 第1楽章「朝凪の舟航」
First movement "Sail in a morning calm on the sea"
[7] 第2楽章「こぼれ落ちたかがり火」
Second movement "The bonfire spillover"
[8] 第3楽章「燎原の火」
Third movement "Flaring WildFire"
【演奏】
渡邊一毅(クラリネット)
B♭Clarinet [1][8]
E♭Clarinet [2][3][6][8]
Bass Clarinet [4][5][7][8]
大野真由子(ピアノ)[1][3]~[8]
【録音】
2018年2月28日~3月2日 三芳町文化会館(コピスみよし)にて収録
<渡邊一毅(クラリネット)プロフィール>
兵庫県立神戸高等学校を経て東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。
これまでにクラリネットを藤井一男、延原弘明、村井祐児、山本正治の各氏に、室内楽を四戸世紀、小林裕、村井祐児の各氏に師事。
また、Charles Neidich、大島文子、Richard Stoltzmanの各氏より薫陶を受ける。
室内楽、吹奏楽、オーケストラなど多岐に渡り活動する一方で、指揮活動も含め、後進への指導にも積極的に取り組み、指導した団体は吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテストなどで全国大会出場多数。
スタジオワークも多く、アニメ、ゲーム、映画、TVドラマ、CM等録音多数。
近年は編曲活動も多く、下記団体において数多くの編曲を手がける。
オブロークラリネットアンサンブルE♭クラリネット奏者。
ブリッツ・フィルハーモニックウィンズ コンサートマスター。
東京セレーノバスクラリネットアンサンブル【木炭】、山本拓夫木管六重奏"Halocline"、各メンバー。
また、主宰するトリオユニット「Trymulty」では、ジャンルにとらわれず多種多様な音楽に挑戦している。
東京藝術大学管打楽研究室助手、指揮科助手を経て現在、相愛大学講師。
音楽教室「黒笛音楽塾。」主宰。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年08月28日 00:00