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メンフィス・メイ・ファイアー(Memphis May Fire)、通算6作目のアルバム『Broken』

Memphis May Fire

メタルコア・シーンで今や確固たる存在感を示している、テキサス州ダラス出身のメタルコア・アクト、MEMPHIS MAY FIRE。2016年の『THIS LIGHT I HOLD』に続く通算6作目となる最新作をついに解き放つ!

2009年にアルバム『SLEEPWALKING』でデビューして以降、そのサウンド・スタイルと絶え間ないツアーで着実に成長し、ファン・ベースを築き上げてきた、テキサス州ダラス出身のMEMPHIS MAY FIRE。何度もメンバー・チェンジを経験しながらも、2011年にRISE RECORDSと契約を交わして以降、『THE HOLLOW』(2011年)、『CHALLENGER』(2012年)とアルバムをリリースする毎にその驚異的な成長を見せ、常に高みへと進んでいき、それに伴い圧巻のライヴ・パフォーマンスでダイハードなファン・ベースを拡大させ続ける彼らは、前作『UNCONDITIONAL』(2014年)でその人気が爆発、全米チャート4位という記録を打ち立て、KILLSWITCH ENGAGEやOF MICE & MEN、YELLOWCARDといった先輩格とのツアーも敢行、各地でその凄まじい人気ぶりを見せつけてくれる、今最も注目を集めるメタルコア・バンドだ。

最新作『BROKEN』を制作するにあたり、彼らがプロデューサーとして迎えたのは、ROB ZOMBIEやFIVE FINGER DEATH PUNCH、IN THIS MOMENTなどとの仕事で知られるHR/HM界のベテラン、KANE CHURKO。結果アルバムに収録された10曲は、いずれもパワフルで聴くものの心と臓腑、そして鼓膜にガツンと響くヘヴィネスをもったナンバーばかり。アルバムからはリード・トラックとして「The Old Me」がリリースされているが、フロントマンのMatty Mullinsによるとこの曲は、自分自身の不安とうつ病との闘いを描いた極めてパーソナルな曲だという。「善悪との闘いみたいに感じる。精神的に参っている時の自分が大嫌いになり、こうした症状を抱える前の自分がどんなふうに生きていたのかを思い出そうとしているんだ。最後に”昔の自分”に戻りたいと思いながらね」

アメリカの音楽ブログとのQ&Aで、今作がこれまでのアルバムよりもロックしているアルバムだと語る本作だが、同時にこれまでよりソングライティングに力をいれ、また時間をかけて制作したアルバムだそう。今までは焦ってアルバムを出してきたところがあったと感じていた彼らは、ソングライティングの為に2ヵ月ラスベガスのスタジオで費やしたとのことで、完成したアルバムのアグレッシヴでダイナミックなサウンドに、エモーショナルなヴォーカルは、これまでのファンは勿論、新たなファンも必ず魅了するだろう。今年最強のメタルコア・アルバムの一つとなるに違いない『BROKEN』―-彼らの魂の一撃を、心して聴くしかない!

メンフィス・メイ・ファイヤー、メタルコア名門Rise Recordsより待望の5作目『This Light I Hold』をリリース>>>

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2018年10月24日 19:37