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アルゼンチン、ロシア発。スタンダードの快演が光る“気になる”ピアノ・トリオ海外自主制作ライヴ盤2作

GATS

1980年ブエノスアイレス生まれの若手ピアニスト、ミゲル・マレンゴが中心となったピアノ・トリオの自主制作によるデビュー盤『En Vivo』。ユニークなアプローチや編成で聴かせるジャズも多いアルゼンチンから、ジャズ・スタンダードを極上の解釈でストレートに演奏したピアノ・トリオの逸品です。

ベースのダミアン・ファルコン、ドラムスのブルーノ・バレラといった現地で活躍中の才能あるプレイヤーで構成されたトリオがスタン・ゲッツの名演でも知られる“Spring Can Really Hang You Up The Most”、ソニー・クラーク・トリオのブルーノート盤でお馴染み“Softly As In A Morning Sunrise(朝日のようにさわやかに)”等のスタンダード曲にフレッシュな息吹を与えています。

また、本作はトリオの希望で聴衆を入れたスタジオ・ライヴ形式でレコーディングされています。

メンバー:
Miguel Marengo(p)
Damián Falcón(b)
Bruno Varela(ds)

トラックリスト:
1 Spring Can Really Hang You Up The Most
2 Tangerine
3 Softly, As In A Morning Sunrise
4 Tin Tin Deo
5 Tenderly
6 Bohemia After Dark
7 Hindsight
8 Flamingo
9 E.T.A.

2017 年11月録音

 

ロシア・モスクワ生まれでアメリカで活動を続けるピアニスト、ミーシャ・ピアチゴルスキ。
2017年6月にニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジにあるジャズ・クラブ、Zinc Barで行われた白熱のピアノ・トリオ・ライヴ作『Live at Zinc』。

ベースにはロイ・ハーグローヴのバンドで活躍したダントン・ボラー、ドラムスにはテキサス生まれ、デンヴァー育ちのルディ・ロイストンというNYのジャズ・シーンで活躍中の2人が参加しています。

秀逸なアレンジで“Besame Mucho”、チャップリンの“Smile”、“Stella By Starlight(星影のステラ)”といった名スタンダードを聴かせつつ、キャノンボールのファンキーな“Mercy, Mercy, Mercy”のカヴァーも聴きどころです。

メンバー:
Misha Piatigorsky(p)
Danton Boller(b)
Rudy Royston(ds)

トラックリスト:
1. Besame Mucho
2. Covfefe
3. Smile
4. Stella By Starlight
5. On Green Dolphin Street
6. I WIsh I Knew How It Feels To Be Free
7. My Foolish Heart
8. Mercy, Mercy, Mercy
9. Rain
10. Just In Time

2017 年6 月NY にてライヴ録音

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年11月06日 17:30