初CD化!エルナ・ベルガーとヘルマン・プライの貴重な音源をまとめた2枚組
何と初CD化! プライとベルガー夢のアルバム
20世紀ドイツ声楽界を代表したエルナ・ベルガー(1900-1990) とヘルマン・プライ(1929-1998) の貴重な音源を2枚にまとめました。ただし共演ではなく、それぞれの独唱を満喫できます。エレクトローラ音源によるヴォルフの「イタリア歌曲集」は全46曲のうち24曲をプライが、22曲をベルガーが担当、至高の芸風を聴かせてくれます。名盤の誉れ高いものながら、初CD化となり大歓迎。
嬉しいのが、ベルガーの「詩人の恋」やメンデルスゾーンの「歌の翼に」を聴くことができること。さらにプライの20代前半の若々しい歌唱によるシューベルトの「セレナード」「野ばら」も新鮮。最晩年ブラームスの深い世界を描いた「4つの厳粛な歌」を28歳のプライが見事に表現しているのも聴きものです。
(キングインターナショナル)
【曲目】
[Disc 1]
1.ヴォルフ:イタリア歌曲集(全46曲)
[Disc 2]
2.シューマン:女の愛と生涯 Op.42(全8曲)
3.メンデルスゾーン:歌の翼に Op.34の2/挨拶 Op.19の5
4.レーヴェ:時計 Op.123の3/詩人トム Op.135a
5.ヴォルフ:散歩/郷愁
6.シューベルト:セレナード D889/野ばら D257/「キプロス島のロザムンデ」 D797~ロマンツェ
7.グリーグ:待ちながら Op.60の3/君を愛す Op.5の3
8.ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
【演奏】
ヘルマン・プライ(バリトン)
[1.の(3-5,7-9,13,14,17-19,22,23,27,30,32-35,37,38,41,42,44)、4-8]
エルナ・ベルガー(ソプラノ)
[1.の(1,2,6,10-12,15,16,20,21,24-26,28,29,31,36,39,40,43,45,46)、2,3]
ギュンター・ヴァイセンボルン(ピアノ)[1]
エルンスト=ギュンター・シェルツァー(ピアノ)[2,3]
ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)[4,5,6(D797 以外)]
ヘルベルト・ハイネマン(ピアノ)[6(D797),7]
マルティン・メルツァー(ピアノ)[8]
【録音】
1959年9月22-24日、11月9-10日[1]
1956年9月18、21日[2]
1956年9月20日[3]
1952/53年[4,5]
1953年4月22日[6](D797 以外)
1955年1月29日[6(D797),7]
1957年2月4日[8]
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年11月27日 00:00