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フルニエ&シェルヘンの鳥肌モノのドヴォルザーク・ライヴが新リマスタリングで復活!

ルガーノのヘルマン・シェルヘン

火花散る鮮烈ライヴ!
フルニエの気品とシェルヘンの熱気が起こす化学反応。
音質も最新リマスターで大幅改良、極上の復刻!

指揮者シェルヘンの娘であるミリアム・シェルヘン氏と、その夫ルネ・トレミヌ氏によって作られたレーベル「ターラ」から発売されていたシェルヘンの名演。リマスターによって音質一新、目の醒めるような鮮烈さで蘇りました。

気品あふれる音色でありながら熱量十分なチェロを聴かせる名手・フルニエとのドヴォコンはまさに火花とびちる鳥肌モノの名演です。色調は暗く、ただごとでない雰囲気が漂い、ひとたび音楽が走りだせば独奏者と指揮者の真剣勝負!切れ味抜群、丁々発止の立ち合いに息を呑みます。ブラームスの3番もシェルヘンの熱気と鮮烈さが渦まく演奏。終楽章ではズブズブと沈んでいきながら地底で爆発を繰り返すようなものものしい不気味さが炸裂。4分過ぎで叫び声をあげ金管部隊を鼓舞するシーンも強烈です。
(キングインターナショナル)

TALT 054(CD)
国内プレス
モノラル
日本語帯・解説付

ルガーノのヘルマン・シェルヘン
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 B.191
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
ピエール・フルニエ(チェロ)
ヘルマン・シェルヘン(指揮)
ルガーノ放送管弦楽団
録音:1962年4月25日/ルガーノ、アポロ劇場(ライヴ、モノラル)

≪ALTUSの「TAHRA復活シリーズ」について≫
「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992年に初のCDをリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。そんなTAHRAの残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。

ここに聴ける音は貴重なTAHRAオリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。
(キングインターナショナル)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年11月28日 12:00