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アンサンブル「レゼスプリ・アニモ」の新録音は世界初録音3曲を含むテレマンのドレスデンとダルムシュタット時代の知られざる作品集

テレマン

レゼスプリ・アニモ(Les Esprits Animaux)は、日本人ヴァイオリニスト三原朋絵(バディアロヴァ朋絵)他、ポルトガル、スペイン、フランスのミュージシャンからなり、オランダを拠点に活動するアンサンブル。2012年には初来日公演も行い、2016年のオランダのユトレヒト音楽祭で行われた国際ファン・ヴァッセナール・コンクール2016では第1位を受賞しています。

約3000曲(一説には4000曲以上)の作品を書いたテレマンの作品は現代でも新たな発見や蘇演・録音が行われており、このアルバムでは、多くの草稿が残されているというドレスデンとダルムシュタット時代の作品を発掘。比較的よく知られている「ポーランド協奏曲(コンチェルト・アッラ・ポロネーゼ)」を除き、テレマンの他の名曲に隠されてきた知られざる財宝たち(そのうち3曲は世界初録音)を、ヨーロッパの注目アンサンブルが描きます。

第1ヴァイオリンを務めるのは、ハーグ王立音楽院でエンリコ・ガッティに学び、「ヴィヴァルディ:新発見のソナタ集(AYRA 02)」の録音でも話題を呼んだスペインのヴァイオリニスト、ハビエル・ルピアネスです。
(東京エムプラス)

『テレマン:ドレスデンとダルムシュタットからの室内楽の秘宝』
【曲目】
テレマン:
ポーランド協奏曲 TWV.43:G7(ドレスデン&ダルムシュタット ca.1720)
協奏曲ニ長調 TWV.deest (ドレスデン ca.1720)
4声の協奏曲ト長調 TWV.43:G8(ダルムシュタット 1716/世界初録音)
協奏曲変ロ長調 TWV.deest(ドレスデン ca.1720/世界初録音)
フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリンとチェンバロのためのイントラーダ ニ長調 TWV.42:10(ダルムシュタット 1710-1740/世界初録音)
4声の協奏曲ニ短調 TWV.43:d2(ドレスデン&ダルムシュタット 1710-1740)
【演奏】
レゼスプリ・アニモ
[パトリシア・ヴィンテム(チェンバロ)、ハビエル・ルピアネス(ヴァイオリン1)、トモエ・バディアロヴァ(三原朋絵)(ヴァイオリン2)、ダビド・アロンソ・モリナ(ヴィオラ)、ロベルト・アロンソ・アルバレス(チェロ)、エロディ・ヴィロ(トラヴェルソ)]
【録音】
2018年4月25日-28日、プロテスタント教会(アイトウェイク、オランダ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年12月04日 00:00