音楽三昧によるピリオド楽器&室内楽版『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988(田崎瑞博編曲)』
ピリオド楽器による斬新なバッハ像、
30面体のきらめくバッハのファンタジーが鬼才田崎瑞博の編曲により息吹く。
2010年9月フルート担当の田中潤一氏逝去により活動を中断していたが、13年菊池かなえ加入により正式に活動を再開した『音楽三昧』の新メンバーによる初の録音。前作の「パッサカリア」「24のプレリュード」以上に音楽三昧の演奏が原曲であるかなような、あたかも「フーガの技法」で発揮される器楽による編曲の妙が、バッハの名曲に新たな息吹を与えた。
(レグルス)
作曲家に対する最大の賛美は、「一心不乱に遊ぶこと」によってのみ達成される。さらには、作品の別な美しい表情が多面体の輝きとなって空間に放たれるその瞬間こそが、音楽を「三昧する」ことなのだと確信している(田崎瑞博/編曲者ノートより)
【収録曲目】
アンサンブル音楽三昧
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
編曲:田崎瑞博
【演奏】
音楽三昧
菊池かなえ:フラウト・トラヴェルソ、バロック・ピッコロ
川原千真:バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ
田崎瑞博:バロック・チェロ、バロック・ヴィオラ
蓮池 仁:コントラバス(バロックスタイル)
加久間朋子:チェンバロ
【録音】
2018年1月10-13日 笠懸野ホールPAL
【仕様】
デジパック(24ページ解説書付)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年12月06日 00:00