Orfeoレーベルの新シリーズが登場!『Orfeo MPシリーズ(2枚組)』3タイトル
1979年にミュンヘンで設立されたOrfeoレーベル。スタジオでの自主録音(紺色ジャケット)と放送局などの歴史的ライヴレコーディング(赤色ジャケット)の2種類からなる数多くのアルバムはLP時代から親しまれてきました。
21世紀を迎えOrfeoレーベルが提案するのは、これらの幅広いレパートリーの中から一つのテーマを選び、様々な時代の演奏を取り混ぜながら作品に親しむというシリーズ。
2枚組の美しいジャケットと手頃な価格も含め、今後のラインナップが楽しみなシリーズです。
(ナクソス・ジャパン)
J.S.バッハ(1685-1750):独奏ピアノのための音楽集(2枚組)
エレーナ・クシュネローヴァ(ピアノ)、ヴァルダン・マミコニアン(ピアノ)、コンスタンティン・リフシッツ(ピアノ)、カール・ゼーマン(ピアノ)
「音楽の父」J.S.バッハ。このアルバムでは4人のピアニストが演奏するバッハのピアノ曲を収録。バッハの時代にはチェンバロで演奏されたこれらの作品ですが、現代のピアノで演奏してもまた違った味わいが生まれます。演奏様式も時代につれて変化し、1910年生まれのゼーマンのスタイルと1976年生まれのリフシッツのスタイルの違いもはっきりと示されています。バッハ名曲集としても価値ある2枚組です。
(ナクソス・ジャパン)
ボヘミアの音楽集~ヴァンハル、ベンダ、コジェルフ、フィビヒ、他(2枚組)
アルブレヒト(指揮)&チェコ・フィル、ヘルムラート(指揮)&ミュンヘン・フィル、他
16世紀からハプスブルク君主国の支配を受けていたボヘミア地方には様々な文化が流入するとともに、この地の作曲家たちは積極的に他国に行き、その地の文化を吸収しながら独自のスタイルを創り上げました。古典派の時代、プラハはヨーロッパ音楽文化の中で重要な立ち位置にあり、モーツァルトが訪れて作品を演奏するなど華やかな文化を誇っていました。この2枚組には、ボヘミア周辺で活躍した作曲家たちの作品を収録。古典派の作曲家ヴァンハルから、近代のフェルステルまで独自の音楽を楽しむことができます。
(ナクソス・ジャパン)
バルトーク(1881-1945):作品集(2枚組)
ヴェーグ(指揮)&ザルツブルク・カメラータ・アカデミカ、クーベリック(指揮)&バイエルン放送響、ジェルジ・シャーンドル(ピアノ)、アニー・フィッシャー(ピアノ)、他
バルトークの良く知られた作品を集めた2枚組。名演として名高いクーベリックの「管弦楽のための協奏曲」やハンガリーを代表するアンサンブル、ヴェーグ弦楽四重奏団による「弦楽四重奏曲 第3番」、フリッチャイが指揮する2曲のピアノ協奏曲は、アニー・フィッシャーとジェルジ・シャーンドルの演奏が収録されています。バルトーク入門としても最適なアルバムです。
(ナクソス・ジャパン)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年01月04日 00:00