三重奏団「ジランドーレ・アルモニケ」CDデビュー!『ハプスブルク宮のヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ』
[Outhere Music 公式チャンネルより]
2013年にオーストリアで行われたH.I.F.ビーバー国際コンクールにおいて、日本出身のヴァイオリニスト鷲見明香と共にロマヌス・ヴァイヒライン賞を受賞したアンサンブル、ジランドーレ・アルモニケによる初CD。
コンクールでの演奏された5曲(トラック1、2、5、6、12)を中心に、バロック期のイタリアとオーストリアで書かれた弦楽器のための作品を、沸き立つような若々しい感性で聴かせてくれます。
バロックの本分とも言える「逸脱」を変則調弦などの書法で体現した弦楽芸術の数々が、イタリアの古楽器奏者たちの鮮烈な感性でどう料理されるのか聴きどころです。
(ナクソス・ジャパン)
『「17世紀の酔狂者」~ハプスブルク宮のヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ』
【曲目】
1.イグナツィオ・アルベルティーニ(1644頃-1685):ソナタ第1番 ニ短調
ヴァイオリンと通奏低音のための
2.ジョヴァンニ・アンオニオ・パンドルフィ・メアッリ(1624-1670):ソナタ第2番「ラ・チェスタ」 イ短調
ヴァイオリンと通奏低音のための
3.ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):チャッコーナ ハ長調
鍵盤楽器のための
4.ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1620-1680):ソナタ第9番
ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
5.ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:ソナタ第4番 ニ長調
ヴァイオリンと通奏低音のための
6.ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):ソナタ第5番 ホ短調
ヴァイオリンと通奏低音のための
7-11.作者不詳(伝ビーバー):「クロムニェジーシュのガンバ・ソナタ」より 小ソナタ
ヴィオラ・ダ・ガンバもしくはヴァイオリン・ソロのための
12.ザムエル・フリードリヒ・カプリコルヌス(1628-1665):二声のチャッコーナ ニ短調
ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
【演奏】
ジランドーレ・アルモニケ
メンバー:
エステル・クラッツォラーラ(ヴァイオリン)
クレモナのグヮルネリ・デル・ジェズ1737年頃製作モデルによる
(再現製作:アムステルダムのマチュー・ベセリング2012年)
テオドーロ・バウ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パリのミシェル・コリション1691年製作モデルによる
(再現製作:コッレ・ヴァル・デルザ〔イタリア〕のセルジオ・ジストリ2006年)
フェデリカ・ビアンキ(チェンバロ)
ベルリンのミヒャエル・ミートケ1702/1704年製作モデルによる
(再現製作:ジアルレ〔イタリア〕のセバスティアーノ・カリ2014年)
【録音】
2017年1月1-4日 サン・レオナルド、バティーア(イタリア)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年01月09日 00:00