フライブルク・バロック・オーケストラ初録音!コレッリ“合奏協奏曲Op.6(抜粋)”&“シンフォニア”
FBOのうまさと能力が炸裂した仰天演奏!コレッリの合奏協奏曲、FBO迫力の初録音。オーボエ、バスーン、トランペットも参加!通奏低音陣もリュート、ハープまで!
フライブルク・バロック・オーケストラが、コレッリの合奏協奏曲Op.6を録音しました!意外にもこれが初録音となります。
さらに、ここでは編成も演奏も非常に自由で華やか、トランペット、オーボエ、バスーン、トロンボーンがヴァイオリンを増強しているほか、時にはコンチェルティーノになりかわってメインで演奏、さらに自由な即興部分まで付け加えられているという、FBOのうまさと能力が炸裂した仰天演奏!
通奏低音楽器もチェンバロ、オルガンにくわえ、リュート、ハープも参加しているという編成で、迫力あるサウンドの合奏協奏曲をおたのしみいただけます!
なお、Op.6は全12曲から成りますが、ここでは、いわゆる「教会ソナタ」の形式をとる、緩楽章から始まるものを中心に収録されています。
コレッリは、器楽作品のみで名声を博した最初の作曲家といえるでしょう。声楽(宗教)作品全盛期の17世紀後半において、これは非常に珍しい現象でした。コレッリは生涯にわたり、ほぼその全ての作品が「パーフェクト」ともいえるほど、どの作品に対しても勤勉な姿勢を保ち、生涯にわたってその名声が消えることはありませんでした。
合奏協奏曲Op.6-6の第3楽章ラルゴは、1689年にローマで演奏されたジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエルのオラトリオ「Santa Beatrice d’Este」のための序曲(シンフォニア)として書かれたものが元になっています。
このディスクではその序曲をフルヴァージョンで演奏しているという、凝った内容となっています。
(キングインターナショナル)
【曲目】
コレッリ(1653-1713):
シンフォニア ニ短調 WoO1
(1689 年にローマで演奏されたジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエルのオラトリオ「Santa Beatrice d’Este」の序曲(シンフォニア))
合奏協奏曲 ニ長調 Op.6-1
合奏協奏曲 ヘ長調 Op.6-2
合奏協奏曲 ハ短調 Op.6-3
合奏協奏曲 ニ長調 Op.6-4
合奏協奏曲 変ロ長調 Op.6-5
合奏協奏曲 ニ長調 Op.6-7
【演奏】
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴァイオリン&指揮)
ペトラ・ミュレヤンス(ヴァイオリン)
グイド・ラリッシュ(チェロ)
【録音】
2017年11月、ドイツ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年01月10日 00:00