「最後のカストラート」アレッサンドロ・モレスキの伝説的な歌声がLPレコードに蘇る!
アレッサンドロ・モレスキ(1858-1922)は最後の有名なカストラート(去勢された男性歌手)であり、レコーディングをした唯一人のカストラートでした。彼はいわゆるローマ都市の1つ、モンテ・コンパトリでカトリックの家族に生まれました。彼が幼少期に去勢手術を受けた理由が健康上の理由からか、彼の歌う才能のためか分かっていません。しかし、どちらにしても彼はすぐに歌う才能を発見され、若い頃には「ローマの天使」として知られ、システィーナ礼拝堂聖歌隊の第1ソプラノ歌手となり、その地位を30年以上にわたって保持しました。当時のローマでは、システィーナ礼拝堂の聖歌隊のメンバー、特にカストラティは非常に尊敬され、高い自尊心を抱いていましたが、おそらくモレスキはその中で最も有名でした。彼の録音はバチカンで1902年と1904年に行われました。非常な希少盤であるそれらのSPレコードが、ここにすべて集められます。この歴史的な再発売には、モレスキが行ったことが知られている12曲の録音すべて、および彼の声がはっきりと識別できる5曲の合唱レコードが含まれています。
(メーカーのインフォメーションより翻訳/タワーレコード)
アレッサンドロ・モレスキ
【曲目】(曲順未定)
1. Domine salvum fac
2. Et incarnatus est, Crucifixus
3. Ideale
4. Ave verum
5. Tui sunt coeli
6. Ave verum
7. Crucifixus
8. Crucifixus
9. Pie jesu
10. Hostias et preces
11. Preghiera
12. Ave Maria
13. Incipt lamentatio
14. Laudamus te
15. Improperia
16. La cruda mia Nemica
17. Oremus pro pontifice
【演奏】
アレッサンドロ・モレスキ(カストラート)
【録音】
1902、1904年、ラッパ吹込みのSPレコードからの復刻(モノラル)