クイケン&ラ・プティット・バンドのシュッツ・アルバム!4つのモテットと“イエス・キリストの復活の物語”
クイケン充実のシュッツ・アルバム!初のドイツ語オラトリオとして伝わる名作を収録!
クイケン&ラ・プティット・バンド2018年新録音!4つの美しいモテットと名作『イエス・キリストの復活の物語』を収録した、ドイツ音楽の父・シュッツの真骨頂を伝える好アルバムです。ガンバとヴァイオリン、オルガンに声楽というシンプルな編成から充実した音楽が沸き起こります。
1623年にシュッツによって書かれた『イエス・キリストの復活の物語』は、最初のドイツ語オラトリオと見做されています。シュッツがドレスデンの宮廷楽長になった1617年の時点では、かつて宮廷楽長だったスカンデッロの作った『復活の物語』が伝統的に歌われていました。シュッツ自身もその音楽を何度か演奏するなかで、同じテキストで新たな作品を書くことを決心します。それは1618年から始まった30年戦争の悲劇の中、強い信仰をこめた輝かしいドイツの音楽作品として結実します。
増三和音を用いた和声進行による大胆な転調など、書法的にはモンテヴェルディが編み出した「激情様式」からの影響もみられる、独自の存在感を放つ名作オラトリオです。
(キングインターナショナル)
【曲目】
シュッツ:
女よ、あなたはなぜ泣いているのか SWV443
私は蘇りである SWV464
私は知る、わが救い主は生きておられることを SWV 393
主に向かいて新しき歌を歌え SWV 35
イエス・キリストの復活の物語 SWV 50
【演奏】
シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン、指揮)
ラ・プティット・バンド
【録音】
2018年4月、ベルギー
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年02月08日 00:00