滝沢秀明、最後の勇姿。シリーズ累計160万部突破「孤高のメス」初の連続ドラマ化『連続ドラマW 孤高のメス』Blu-ray&DVD BOX、9月13日発売
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主演で初の外科医役に挑むのは、昨年末に表舞台から引退した滝沢秀明。旧態依然とした医療体制の中で、患者を救うという信念に向き合い続けた外科医・当麻鉄彦を演じる。滝沢秀明が初の連続ドラマW主演にして最後の勇姿を見せる。
1980年代後半を舞台に、当時の医療界ではタブー視されてきた“臓器移植”に向き合った医師の姿を描く「孤高のメス」。原作は、現役医師であり、医療に関するエッセイなどを数々執筆している大鐘稔彦が、自身の体験をもとに描いた医療小説。同シリーズは累計160万部を突破しており、2010年には堤真一主演で映画化されさまざまな映画賞を受賞している。
共演は、仲村トオル、長塚京三、石丸幹二、工藤阿須加、山本美月ら豪華なメンバーがそろい、骨太な医療ドラマが展開される。脚本は、「連続ドラマW アキラとあきら」「連続ドラマW 沈まぬ太陽」などを手掛けた前川洋一。監督は、「シグナル 長期未解決事件捜査班」「連続ドラマW 殺人分析班」シリーズなどの内片輝。ともに連続ドラマWでは重厚な人間ドラマを描き出している2人が初タッグを組んだ。
【ストーリー】
1989年、まだ臓器移植の法制化が進んでいない日本では、移植手術が行なわれるのは当分先であると考えられていた。ある日、地方都市にある湖水町の甦生記念病院に、外科医の当麻鉄彦(滝沢秀明)が赴任する。医療先進国のアメリカで研鑽を積んできた当麻は、「地方でも大学病院と同じレベルの治療が受けられるべき」という信念のもと、あらゆる難手術に挑み、みごとな技術で目の前の患者たちの命を救っていく。また、多くの患者の命を救うため、自らがアメリカで学んだ肝移植手術の必要性を訴える当麻は、同じく肝移植実現に取り組む医師・実川剛(仲村トオル)と対面する。日本の肝移植に大きな役割を果たす2人の医師が出会った瞬間だった。しかし、病院は自らの保身を第一と考え、リスクが大きい肝移植は行なおうとはせず、さらに、病院内外の権力絶対主義と古い慣習に塗り込められた医療体制が当麻たちの行く手を阻んでいく。
【キャスト】
滝沢秀明
仲村トオル
工藤阿須加
山本美月
石丸幹二
長塚京三
宮川一朗太
利重剛
三浦誠己
近藤公園
六平直政
本田博太郎
キムラ緑子
【スタッフ】
原作:大鐘稔彦 「孤高のメス─外科医当麻鉄彦─」(幻冬舎文庫)
監督:内片輝(「シグナル 長期未解決事件捜査班」)
脚本:前川洋一(「連続ドラマW アキラとあきら」)
音楽:羽岡佳(「連続ドラマW アキラとあきら」)
プロデューサー:青木泰憲(「パンドラ」シリーズ、「連続ドラマW 沈まぬ太陽」、「連続ドラマW アキラとあきら」、「連続ドラマW 真犯人」ほか)、伊藤仁吾(「連続ドラマW 5人のジュンコ」「連続ドラマW 楽園」)
製作:WOWOW 松竹