クリスティーネ・ショルンスハイム新録音!シュルツ、ヴァイゼ:鍵盤楽器のための作品集
チェンバロやフォルテピアノを自在に操り、バロック音楽の演奏における第一人者としての地位を確立しているクリスティーネ・ショルンスハイム。彼女は16世紀から19世紀の文献、楽譜の研究者でもあり、知られざる作曲家の作品紹介を積極的に行うことでも知られています。
今回、彼女が演奏しているのはデンマークで活躍した2人の師弟作曲家の作品集。
シュルツはドイツ、リューネブルク出身。活動の初期はベルリンで指揮者を務め、やがてコペンハーゲンに拠点を移し宮廷カペルマイスターとして数多くの作品を作曲、ベルリンに戻るまで王に仕えた人です。
かたやヴァイゼは、ハンブルクのアルトナ出身の作曲家。教育を受けるためにコペンハーゲンに移り、シュルツに師事し才能を開花させます。オルガニストを経てコペンハーゲンの宮廷作曲家に任命され、亡くなるまでこの地で活躍した人です。
バロック期から古典派へと移り変わる作風にもご注目ください。
(ナクソス・ジャパン)
『シュルツ、ヴァイゼ:鍵盤楽器のための作品集』
【曲目】
ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ(1747-1800):ソナタ 変ホ長調 Op.2
1.第1楽章:Allegro
2.第2楽章:Adagio
3.第3楽章:Vivace
6つのさまざまな小品集 Op.1
4.第1曲:Prelude
5.第2曲:Andante sostenuto
6.第3曲:Allegro maestoso
7.第4曲:Andante
8.第5曲:Allegretto
9.第6曲:Larghetto con variazioni
クリストフ・エルンスト・フリードリヒ・ヴァイゼ(1774-1842):
10.主題と変奏
【演奏】
クリスティーネ・ショルンスハイム(フォルテピアノ)
使用楽器:メルヒオール・グアンテ、ミュンスター/ヴェストファーレン 1800年頃
【録音】
2012年12月1-2日
Miletenbrug
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年04月15日 00:00