初出!ジュリーニ,シュヴァルツコップ,ベルガンサ“フィガロの結婚”1961年2月ライヴ!
ゼーダーシュトレーム、シュヴァルツコップ、ベルガンサ、ブラン、コレナ…
ジュリーニの「フィガロ」1961年2月ライヴ!
英国音楽の録音を積極的に行い、知られざる作曲家の発掘にも貢献した「Lyrita Recorded Edition」レーベル創立者、リチャード・イッター(1928-2014)。彼が当時最先端のプロ用機材を用い、1952年からエアチェックしていたというBBC放送の音源を集めた貴重なコレクションから、BBCの正規ライセンスを受けCD化するシリーズ。
ジュリーニの「フィガロの結婚」といえば1959年に行われたセッション録音が有名で、その直前にはロイヤル・フェスティヴァル・ホールでの公演も行われていますが、今回登場するのはその1年半後に再びロイヤル・フェスティヴァル・ホールに掛けられた公演の模様です。レーベルによるとCD初登場(Walhallからリリースされた形跡あり)。1959年録音盤とはシュヴァルツコップとカプッチッリのみが同じキャスト。スタジオ録音よりもさらに深化したジュリーニのスコア解釈が強い説得力を持ち、実力派揃いのキャスティングがたいへん聴き応えのあるものとなっています。特にベルガンサの出来が素晴らしく、「恋とはどんなものかしら」でのジュリーニとの駆け引きは大きな聴きものです。
(ナクソス・ジャパン)
モーツァルト(1756-1791):歌劇「フィガロの結婚」
【DISC 1】
第1幕、第2幕
【DISC 2】
第3幕、第4幕
フェルナンド・コレナ(バス)…フィガロ
エリザベート・ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)…スザンナ
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)…アルマヴィーヴァ伯爵夫人ロジーナ
エルネスト・ブラン(バリトン)…アルマヴィーヴァ伯爵
テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)…ケルビーノ
ジョルジュ・タデオ(バス)…ドン・バルトロ医師
エッダ・ヴィンセンツィ(ソプラノ)…マルチェリーナ
ユーグ・キュエノー(テノール)…バジーリオ/ドン・クルツィオ
ピエロ・カプッチッリ(バリトン)…アントニオ
ヘザー・ハーパー(ソプラノ)…バルバリーナ
ジリアン・スペンサー、ジェイ・ハケット…二人の少女
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
フィルハーモニア合唱団団員
録音:1961年2月6日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(モノラル)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年04月16日 18:00