陸上自衛隊の歌姫 鶫真衣 (つぐみまい )を擁する 陸上自衛隊中部方面音楽のメジャーセカンド アルバム!
2018年6月にアルバム『いのちの音』をリリースした陸上自衛隊の歌姫、鶫真衣(つぐみ まい)のメジャー2作目となるフル・アルバムです。
今作では鶫真衣が自衛隊員として、そして歌い手として最も大事にしている「人々の心を晴れやかにしたい」という想いをテーマに掲げ、心がパッと明るく、温かくなるような楽曲たちをカヴァーしています。
また、彼女がそんな想いを込め作詞したオリジナル曲「まぁるく」も収録。
彼女が所属する陸上自衛隊中部方面音楽隊による勇壮かつ繊細な吹奏楽演奏をバックに、鶫真衣の誠実で素直な歌唱が心にぐっと響くアルバムです。
(日本コロムビア)
アルバムへの想い
ソプラノ /3等陸曹 鶫真衣
第2弾のアルバムとなる「ハレオト~ころろが晴れるうた」を、自衛隊音楽隊の歌手として歌い、多くの方に聴いていただけますことを大変嬉しく思います。
日々の生活の中で、深い悲しみや苦しみに直面したとき、言葉での励ましではなかなか心が動かないときも、音楽を聴くことや歌に乗せて聴こえてくる歌詞からは自然と元気がもらえることがあると思います。私自身もそのように音楽に励まされた経験が何度もあり、音楽にはそっと心に寄り添ってくれる大きな力があると確信しています。
本アルバムに収録されている、音楽隊オリジナル曲「まぁるく」もそんな音楽の大きな力によって、聴いてくださった方々の心がまぁるく笑顔になり、丸い地球がたくさんの幸せで溢れるように願いを込め、私が作詞させていただいた曲です。その他にも、中部方面音楽隊ならではの力強さや情熱を存分に味わって頂ける曲や、老若男女を問わず、家族で楽しく聴いて頂ける曲もたくさん収録されています。
これまで自衛官として様々な活動を行う中で感じた気持ちや、多くの人との出会い、そして夢や感動は私の心に深く根付き、かけがえのないものとして刻み込まれています。そんな大切な想い全てに感謝し、心を込めて歌わせていただきました。
このアルバムを聴いてくださった皆さんの心に太陽の光が差し込み、幸せの息吹でこころが晴れ渡りますことを願っています。
「ハレオト~ こころが 晴れるうた 」に寄せて
音楽隊長/3等陸佐 柴田昌宜
前作「いのちの音」に続いて、鶫真衣(3等陸曹)の歌と中部方面音楽隊の演奏による第2弾のアルバム「ハレオト~こころが晴れるうた」がお届けできること、心より嬉しく思います。
音楽には、人に感動を与え勇気づける力があることは言うまでもありません。そして悲しく悩み苦しいときに励ましてくれる歌、そんな大切な歌を人は誰しも心のなかにひとつは持っているのではないでしょうか。
私たち音楽隊は年間に約100回に及ぶ演奏活動を行い、災害時の慰問演奏も含め様々な場所や場面で、自衛官を代表して多くの国民の皆さまに演奏をお届けしています。時には笑い、時には涙し、演奏する私たちが感動をいただくことも少なくありません。このアルバム「ハレオト」には、そのような演奏活動を通して、聴いてくださる方々はもちろん私たち音楽隊員自身の心にも寄り添い、励まし、心が晴れ渡る、そんな大切で素敵な歌の数々を選んで収録させていただきました。
中部方面音楽隊が誇る鶫真衣のまっすぐで透きとおるような歌声と、音楽隊の明るく力強いサウンド、そして編曲者三浦秀秋さんによる素晴らしいアレンジに乗せて、「こころが晴れるうた」是非お聴きください。
【曲目】
1. 春よ、来い (松任谷由実)
2. 晴れたらいいね (DREAMS COME TRUE)
3. 花は咲く (花は咲くプロジェクト)
4. RPG (SEKAI NO OWARI)
5. ふるさと (唱歌)
6. どんなときも。 (槇原敬之)
7. ビリーヴ (合唱曲)
8. ぼよよん行進曲 (今井ゆうぞう・はいだしょうこ)
9. 心の瞳 (坂本 九)
10. まぁるく (オリジナル)
※( )内はオリジナル歌唱歌手
【プロフィール】
陸上自衛隊 中部方面音楽隊
中部方面音楽隊は、兵庫県伊丹市に所在する方面総監督直轄の音楽隊。昭和35年1月に創隊以来、近畿・東海・北陸・中国・四国の2府19県の広範囲にわたり、年間約100階に及ぶ演奏活動をおこなっています。
主な活動として、隊員の士気高揚のための演奏をはじめ、自衛隊の儀式及び国家的諸行事での式典演奏や、定期演奏会、室内楽演奏会、ファミリーコンサートなどの各種演奏会があり、その他にも各府県市町村及び諸団体の公共的行事に参加し、中部方面隊の活動を幅広く広報しています。
また、学生に対する演奏指導や、レコード会社からの依頼によるCDの録音協力にも積極的に取り組んでおり、地域の皆様から親しまれる音楽隊として活動しています。
音楽隊長 /3等陸佐 Commanding Officer / Major
柴田 昌宜 Masanori Shibata
大阪音楽大学卒業(トランペット)、同大学専攻科修了(指揮)。
2003年、陸上自衛隊に幹部候補生として入隊。中央音楽隊所属となり、全国の音楽隊員への教育を担当。2007年から第15音楽隊長(沖縄)を務めたのち、中央音楽隊運用訓練班長を経て、防衛省陸上幕僚監部広報室で陸上自衛隊の広報を担当。2017年3月、第20代中部方面音楽隊長に着任。
この間、東京藝術大学における研修をはじめ、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学国際マスタークラスにおいて指揮のディプロマを取得するなど、国内外において数多くの研鑽を積む。また、米国防総省における日米合同記念式典での指揮やパプアニューギニア国防軍軍楽隊の育成支援など音楽隊による国際交流にも貢献。
これまでに、指揮を松尾昌美、夏田昌和、P.ギュルケ、作曲法を川島素晴、トランペットを橋爪伴之、D.ドワヨン、竹森健二の各氏に師事。兵庫県出身。
ソプラノ /3等陸曹 Soprano / Sergeant
鶫 真衣 Mai Tsugumi
陸上自衛隊中部方面音楽隊のソプラノ歌手。
国立音楽大学、洗足学園音楽大学大学院で声楽を専攻し、2014年に陸上自衛隊で初めてとなる声楽要員として入隊。音楽隊の定期演奏会をはじめ、日本武道館での自衛隊音楽まつりやプロ野球開幕戦での国歌独唱など数多くの演奏会に出演。日本テレビ系列「真相報道バンキシャ」にて自身の特集が放送されるなど陸上自衛隊の歌姫として幅広く活動している。
南日本音楽コンクール優秀賞、若き音楽家のためのコンクール最優秀賞、フレッシュコンサート最優秀賞と審査員グランプリ賞をはじめ数多くのコンクールに入賞。
これまでに声楽を串田淑子、澤畑恵美、中村智子、ウーヴェ・ハイルマン各氏に師事。
石川県金沢市出身。