サマーソニック2019出演!The Regrettes(ザ・リグレッツ)セカンド・アルバム『How Do You Love?』
2015年にロサンゼルスで結成された、18歳のシンガー・ソングライター、リディア・ナイトがフロントを張る4ピース・バンド、ザ・リグレッツ。結成以来、その音楽性の成長と共に何度かのメンバー・チェンジを経験しながらも、50~60’sテイストなロック&ポップ・サウンドという軸はブレることなく、LA のロック・シーンを揺るがしている。その彼女たちが、2017年以来、約2年振りとなるニュー・アルバムを完成させた。現在のメンバーは、Lydia Night(リディア・ナイト)を筆頭に、リード・ギターの Genessa Gariano(ジェネッサ・ガリア―ノ)、ベース の Brooke Dickson(ブルック・ディックソン)、そしてドラマーの Drew Thomsen(ドリュー・トムセン)。ちなみに最近リディアは、ファッション・アイコンとしても全米のティーンエイジャーの間で急速に知名度を上げているという。
Riot Grrrl、パンク・ロック、パワー・ポップ、ガレージ・ロックをベースにしたサウンドに、スモーキーだがみずみずしいリディアの声が重なり、若手バンドとは思えない中毒性溢れるサウンド・クリエイションを生み出しているザ・リグレッツ。そんなバンドの最新作となる『HOW DO YOU LOVE?』。収録曲のほとんどの歌詞を手掛けるリディアは、実際に自分が経験した恋愛関係を基にした曲をいくつか作ったところで、これらの楽曲が”全部繋がり、一つの物語を語る”ことに気付いたという。そのストーリーが形になったのが本アルバムである。
『HOW DO YOU LOVE?』の幕を開けるのは、スポークン・ワード・ポエム。それに続くのは、新しい人と出逢うワクワク感と不安をテーマにしたダンサブルな「California Friends」。その他にも、リディアが”新しい恋愛がパーフェクトなものじゃないと気付いた”曲と語る「Stop and Go」や、抱えていた問題を乗り越えられないと感じた彼女が、恋を終わらせ、もう後ろを振り返らないと決めた「Dead Wrong」、そして自分自身のこれまでの恋愛を振り返りながら、未来をしっかりと見据えたアルバム最後の曲、「How Do You Love?」まで、“恋の病”になやむ10代女子の心模様が覗いている。また、ポップな”踊ってみた”風の「I Dare You」や実際にライヴ前の会場でメンバーが躍っている「Dress Up」、学生の自主制作ビデオ風な「California Friends」まで、”これぞ青春”といったポップなミュージック・ビデオにも注目だ。
青春期特有の感覚や、その脆さのようなものが随所に表現されており、いわば“完璧な不完全さ―”とも形容すべき脆さを武器に、ピュアでストレートなパンク精神を恥ずかしがることなくすべてさらけ出し、その想いを50's/60'sテイスト溢れるロック&ポップ・サウンドに乗せて綴っていくザ・リグレッツ。ニュー・アルバム『HOW DO YOU LOVE?』を通して彼女たちは、自らの”恋の病”を聴くものに伝染させていく。しかし、彼女たちは”恋の病”と同時に、自らの通ってきた感情を歌にすることによって”恋の病に効く処方箋”も示しているのだ。ティーンに付きものなトピックや悩みを素直なリリックで綴るザ・リグレッツの音楽が何故多くのファンの心を鷲掴みにしているのか――その秘密と魅力がこの1枚に収められているのだ。
そんなザ・リグレッツが、サマーソニック2019で初来日を果たす。東京・大阪の両ステージでライブする事が決定しており、日本でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から期待が高まる!
【収録曲】
01. Are You In Love? (Intro)
02. California Friends
03. I Dare You
04. Coloring Book
05. Fog
06. Pumpkin
07. Stop And Go
08. Dress Up
09. Dead Wrong
10. More Than A Month
11. Go Love You
12. Here You Go
13. The Game
14. Has It Hit You
15. How Do You Love?
タグ : PUNK/EMO
掲載: 2019年07月08日 16:20