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クロノス・クァルテットの新録音は宇宙の音がインスパイアされたテリー・ライリー作曲の“サン・リングズ”


[Nonesuch Records 公式チャンネルより]

テリー・ライリーとクロノスSQとの関係はすでに40年にもわたっており、30もの作品を作曲しています。
このテリー・ライリー作曲の『Sun Rings』は、10の「スペーススケープ」からなる作品で、2001年8月に始まり、2002年7月にNASAからの要望で作曲完成したもので、宇宙探査やボイジャー宇宙船によって記録された宇宙の音にインスパイアされたものです。ライブの「弦」と「合唱」、前もって録音された「スペースサウンド」と融合された音楽です。

「太陽系の音からインスパイアされたサウンドは、私が感じたメロディーの断片として、弦楽四重奏としてテーマの主題となりました。合唱とスペースサウンドとの融合は、太陽系へ地球から手を差し伸べるという意味であり、人間に関するものであることをさらに強調させています。宇宙の中の斑点でしかない地球そして人間、生命を愛し感謝する謙虚さ、そして平和を願っているのです」と、テリー・ライリーは語っています。
クロノスSQにとっても非常に難曲な作品ですが、このたびCDとして発売することとなったものです。

なお、クロノスSQは、2020年9~10月来日することとなり、この作品の日本初演を行うことが決定しています。

【収録曲】
テリー・ライリー:『サン・リングズ』
1) Overture
2) Hero Danger
3) Beebopterismo
4) Planet Elf Sindoori
5) Earth Whistlers
6) Earth/Jupiter Kiss
7) The Electron Cyclotron Frequency Parlour,
8) Prayer Central
9) Venus Upstream
10) One Earth, One People, One Love,

【演奏】
クロノス・クァルテット
ヴォルティ・ヴォーカル・アンサンブル

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年07月12日 00:00