ワーナー・クラシックスの輸入廉価盤シリーズ『Inspiration』~2019年9月発売新譜情報(5タイトル)
ワーナー・クラシックスの輸入廉価盤"Inspiration"シリーズ新譜が5タイトル発売!バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリンの“ベートーヴェン:交響曲第7番&第8番”、ガヴリーロフの“J.S.バッハ:ピアノ協奏曲集”、1960年代から80年代に活躍したトランペット奏者テオ・メルテンスの『名トランペット協奏曲集』、名バロック歌手たちによる『ヘンデル:美しきオペラ・アリア集』にウィーン少年合唱団のクリスマス・キャロル集など名演がお得になりました!
ベートーヴェン:交響曲第7番&第8番
ダニエル・バレンボイム(指揮) シュターツカペレ・ベルリン
力強さを前面に押し出した重厚サウンドのベートーヴェン
1999年に録音された、バレンボイムにとって初のベートーヴェン交響曲全集。その中からの2曲を収録。フルトヴェングラー信奉者として知られるバレンボイムが、2ヶ月という短期間で一気に収録され、その意気込みを充分に感じさせる力強さを前面に押し出した重厚なサウンドの大熱演。初リリース時より高い評価を獲得している良質なもので、正にスタンダードな名演。ベルリン・シュターツカペレも名門オケらしい重厚にして見事な機能性を発揮したサウンドを醸し出しています。
(ワーナーミュージック)
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲集
アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ) ネヴィル・マリナー(指揮) アカデミー室内管弦楽団
名手ガヴリーロフによるクールかつ美しき、バッハのピアノ協奏曲
新しいジャンルの創設者:バッハは1729年から1740年にかけて、テレマンによって設立されたライプツィヒのコレギウム・ムジクムを指揮し、カフェ・ツィンマーマンでコンサートを開催しました。そのためにバッハは鍵盤楽器(チェンバロ)と弦楽のための7つの協奏曲を書き、音楽史上最も重要なジャンルの先駆者となりました。ここではピアノで弾いていますが、清新なガヴリーロフとネヴィル・マリナーとの緊密な共同作業で、淡々とクールな速い楽章、緩徐楽章の美しさがとても印象的な演奏です。
(ワーナーミュージック)
名トランペット協奏曲集
テオ・メルテンス(トランペット)
往年時代のトランぺッター、テオ・メルテンスによるいぶし銀の協奏曲録音
テオ・メルテンス(1932-2003)は、1960年代から80年代に活躍したトランペット奏者。アントワープ王立フランドル音楽院で学び、17歳でアントワープ・フィルハーモニーと共演。1952歳でソリスト、アントワープとロッテルダムの音楽院でトランペットと室内楽の教授を務めました。クラシックだけでなくジャズもこなす奏者でした。このアルバムでは、後の古楽器奏者となるメンバーからなるコンチェルト・アムステルダム(コンサートマスターはヤープ・シュレーダー)やレオンハルト。指揮者はヨハン・シュトラウス管弦楽団のアンドレ・リュウの父親。古楽のいぶし銀かつ気品あるメルテンスのトランペットをささえています。
(ワーナーミュージック)
ヘンデル:美しきオペラ・アリア集
フィリップ・ジャルスキー、ジョイス・ディドナート、サンドリーヌ・ピオー、他
美しき高声域による美しきヘンデル・オペラ・アリア!
バロック・オペラの宝物18世紀初頭のロンドンで、ヘンデルはさまざまな成功を収めながらイタリア・オペラの作曲家として手を試しました。見事な成功は彼の時代の主要な作曲家としての名声を固め、悲惨な不成功は野心的なオペラの衝動を経済的破滅に追い込み、ヘンデルの後期は英語のオラトリオの作曲に向かわせました。今日、彼の素晴らしい作品は、世界で最も頻繁に演奏されるバロック・オペラとなっています。名バロック歌手らによる美しいアリアを堪能できるアルバムです。
(ワーナーミュージック)
ウィーン少年合唱団のクリスマス
ウィーン少年合唱団
世界で最も有名な少年合唱団「天使の歌声」~往年時代録音のウィーン少年合唱団によるクリスマス・キャロル集。
きらびやかなろうそくの明かり、蜜蝋と新鮮な松葉の香り、そして美しく透明な歌声。 有名なキャロルほど、お祝いの季節の雰囲気を瞬時に浮かび上がるでしょう。ウィーン少年合唱団の魅惑的な美しさで感動的に歌われ、クリスマスの永遠の魔法を伝えてくれます。1967年頃の録音のものですが、この時代のウィーン少年合唱団はまさにプロ級な歌唱で、至高の存在だったということがわかります。
(ワーナーミュージック)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年08月28日 00:00