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<時代の醍醐味・1969年の映画を集めて>



タランティーノが作品でとりあげて、クローズアップされ始めるある時代の映画群。1969年の映画をまとめて。

振り返ると、1969年は、重要な作品が多く生まれ、それらは、本当に時代の陰影を映し出した作品ばかりだった。『真夜中のカーボーイ』『イージーライダー』『明日に向って撃て』『ワイルド・バンチ』…1969年に製作され、今、ブルーレイ、DVDで味わうことが可能な作品の中で人気作を厳選しました。


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『真夜中のカーボーイ』
アメリカン・ニューシネマを代表する名作中の名作。『ダーリング』『遥か群衆を離れて』のジョン・シュレシンジャー監督が描く、あてどもなくニューヨークにやってきたふたりの男の奇妙な友情。主演はもちろん、ジョン・ヴォイドとダスティン・ホフマン。ハーモニカの音色も切ないジョン・バリーの音楽、ポップス・スタンダードとしてもおなじみの、心地よい二ルソンの「うわさの男」など、映画音楽も、時代の気分が溢れる逸品だ。


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『イージーライダー』
主演は反逆の名優ピーター・フォンダ、そして監督も務めたデニス・ホッパー。共演には、あの“怪優”ジャック・ニコルソン。音楽はザ・バンド、ステッペンウルフ、ジミ・ヘンドリックスとワイルドなロック・ナンバーを満載。ビートの効いたサウンドをバックに自由を求めるヤング・ジェネレーション・スピリットが爆走する!



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『明日に向って撃て』
1890年代、アメリカ西部から南米にかけて悪名をとどろかせた実在のアウトロー、ブッチとサンダンスの生涯を映画化したものだが、これは西部劇というより、いつの時代にも変らない永遠の青春像をとらえた映画であり、そこが従来の西部劇にない新しさだった。主題歌「雨にぬれても」を始めとした、巨匠バート・バカラックの最高傑作のひとつと言える、ノスタルジックさと親しみやすさが際立つ音楽が魅力的で必聴。



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『としごろ』
製作も務めた名優ジェームズ・メイスンが主演を務め、共演のヘレン・ミレンは当時24才の若さでロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのメンバーであり、本作で映画デビューを飾った。ヘレン・ミレンが一糸まとわぬ姿で、生命の躍動をスクリーンに刻み付けた。創作に行き詰まりを感じ、生きる意欲を失いかけた画家が、大自然の中で野性的な少女と出会ったことで、生きる喜び、愛を取り戻してゆく姿が感動的に描かれた秀作。



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『女王陛下の007』
007シリーズ第6弾。007ファンから圧倒的に支持される究極のアクション・ラブストーリー!二代目ジェームズ・ボンドとしてジョージ・レーゼンビーが抜擢された、シリーズ第6作。監督は『007 ドクター・ノオ』『ロシアより愛をこめて』『ゴールドフィンガー』で編集を担当し、初監督作品となるピーター・ハント。ロマンティックな挿入歌「愛はすべてを越えて」を歌うのは、ルイ・アームストロング。



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『ワイルド・バンチ』
最後の西部劇監督、サム・ペキンパーによる、スローモーションを多用した美しくも凄まじい暴力描写が圧巻。西部の男たちへの哀惜の思いを描ききった傑作。西部開拓史がとうに終わりを告げた20世紀初頭のアメリカ。バイクを中心とする5人の中年強盗団は、銃ですべてを決する生き方を止めようとはしなかった。一味を捕らえるために仮釈放されたかつての仲間デークの追撃を振り切り、メキシコにたどり着いた一味は、米軍の武器弾薬を強奪。しかし、野盗の大将マパッチ将軍との武器引き渡しに至り、壮絶な銃撃戦の幕が切って落とされた。



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『勇気ある追跡』
仇討ちの少女を助けるために、ふたりの男が立ち上がった―左手に拳銃、右手にライフル一閃!持った手綱をくわえて馬上の決闘に挑む保安官ルースター・コグバーン!映画ファンの胸を熱くさせた名優ジョン・ウェインが念願のアカデミー主演男優賞受賞。悪役ロバート・デュヴァルとの中世の騎士を思わせる馬上の決闘は、西部劇史上に語り継がれる名シーンだ!!



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『ハロー・ドーリー』
名優ジーン・ケリー監督、オスカー女優バーブラ・ストライサンド主演で贈る、壮麗でダイナミックな大ヒット・ミュージカル!名優ウォルター・マッソーを相手に恋の駆け引きを軽快に繰り広げる。ジャズ界の帝王ルイ・アームストロングと歌う、数々の名曲にのせて役者たちが歌い踊るシーンはまさに壮麗でダイナミックだ!


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『ミニミニ大作戦』
60年代にテレビドラマのライターとして活躍したトロイ・ケネディ・マーティンが映画に活躍の場を移すきっかけとなった、ユーモアとウィットに富んだサスペンス・アクションの名作。『国際諜報局』『アルフィー』など、独特のスマートさを醸し出すマイケル・ケインと、アストンマーティン車を主役に、イタリアを舞台にお洒落な犯罪ドラマを展開。監督は『密室』『帰らざる勇者』のピーター・コリンソン。抑えたタッチでムードたっぷりのサントラをクインシー・ジョーンズが担当しているのも人気の一因。


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『サボテンの花』
小さな嘘が織りなす大事件。ジーン・サックス監督&ウォルター・マッソーで贈る傑作コメディ!「女房は、浮気者。僕は君と結婚したい。」独身の中年歯科医ジュリアンが恋人トニーについたささやかな嘘。それをつくろうため、彼は看護婦ステファニーを自分の妻役に仕立てあげて急場をしのぐ。ところが、この嘘はやがてさらなる嘘を呼び、ジュリアンはトニーのハートをつなぎ止めようと大慌て。その上、ステファニーもまた彼を愛してしまったから、恋の行方は二転三転。大騒動の末、ジュリアンが見つけた真実の愛とは…?



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カテゴリ : ニューリリース | タグ : 映画 映画公開関連 MOVIEリイシュー

掲載: 2019年09月05日 16:14