オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラの新録音は飯森範親を指揮に迎えて日本初演となるデメイの“交響曲第4番「歌のシンフォニー」”収録!
2018年11月25日、大阪のザ・シンフォニーホールで行われた、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ第122回定期演奏会のライヴ録音です。
ドイツに関係する3作品が採り上げられた本プログラム。ドイツ・ロマン派と近現代の作品に加え、ドイツの3詩人が書いた詩を題材にしたヨハン・デメイの新作シンフォニー日本初演が行われました。
ドイツ古典音楽を得意とする飯森範親の指揮により、当時の楽器編成にこだわり忠実な響きを再現したメンデルスゾーン、1992年に飯森×大阪市音楽団で名演を生んで以来の再演となったヒンデミットはより力強く深く、そしてソプラノ佐藤瞳の透明感あふれる歌声、全曲を暗譜で臨んだ大阪すみよし少年少女合唱団の渾身の児童合唱を加えたデメイのシンフォニーは、会場の聴衆を釘付けにしました。
(フォンテック)
『デメイ:交響曲第4番「歌のシンフォニー」』
【曲目】
メンデルスゾーン:吹奏楽のための序曲 ハ長調 作品24
ヒンデミット:吹奏楽のための交響曲 変ロ調
ヨハン・デメイ:交響曲第4番「歌のシンフォニー」
~独唱、児童合唱とウインド・オーケストラのための~※
【演奏】
オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ
飯森範親(指揮)
佐藤 瞳(ソプラノ)※
大阪すみよし少年少女合唱団 ※
【録音】
2018年11月25日、ザ・シンフォニーホール(ライヴ録音)
<オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ>
1923年(大正12年)に誕生以来『Shion(しおん)』の愛称で親しまれている交響吹奏楽団。2015年3月に「大阪市音楽団」より「Osaka Shion Wind Orchestra」と改称。クラシックからポピュラーまで誰もが楽しめるコンサートを展開し、各都市での演奏会や吹奏楽講習会、CD録音など、幅広い活動を通して音楽文化の向上と発展のために力を注いでいる。これまでに3度の大阪文化祭賞、日本民間放送連盟賞、日本吹奏楽アカデミー賞演奏部門賞、大阪芸術賞、なにわ大賞を受賞。2014年4月より宮川彬良が音楽監督、秋山和慶が芸術顧問に、2017年4月より西村友が正指揮者に就任。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年10月24日 00:00