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タルティーニ没後250年!マルコン&ヴェニス・バロック・オーケストラがシラノシアンを独奏に迎えてヴァイオリン協奏曲集を録音!


[Alpha Classics 公式チャンネルより]

ヴェネツィアの世界的古楽器集団による記念年のタルティーニ!独仏をまたにかけた名手を迎えて

来日講演でも話題を呼び、G.カルミニョーラやA.ベイエなどバロック・ヴァイオリン界のスタープレイヤーと続々実績をあげてきたイタリア随一の古楽器集団ヴェニス・バロック・オーケストラ。
フランスのカリスマ的レーベルAlphaから最新盤が登場するのも驚きですが、選ばれた作曲家はタルティーニ――「悪魔のトリル」だけが突出して有名ながら21世紀にもなお正当に評価されているとはいいがたい巨匠。2020年に歿後250周年を迎えるこの知られざる大作曲家の素顔に、新発見作品も交えて迫ります。

タルティーニが生まれた現スロヴェニア領ピランは、のちに彼が晩年まで長く活躍することになる北イタリアの古都パドヴァと同様、当時はヴェネツィア共和国の一部でした。
ヴェニス・バロック・オーケストラがこの作曲家を意識するのはいわば必然。主宰マルコン曰く、3年がかりでこのプロジェクトを進めてきたとのこと。

独奏者シラノシアンはムジカ・アンティクヮ・ケルンの主宰者ラインハルト・ゲーベルやジョス・ファン・インマゼールなどの大御所たちが大いに推すアルメニア系フランス人古楽器奏者で、Alphaではインマゼールとのデュオでタルティーニやルクレールのソナタも録音しています(Alpha255)。
数あるヴァイオリン協奏曲から初期~晩期まで長調・短調バランスよく選曲、新発見作品は記念年だからこそ話題にしたい後期作品。タルティーニ後年のユニークな和声理論がどう作品に生かされているか、磨き抜かれた古楽器演奏でじっくり味わい尽くしたいものです。
(ナクソス・ジャパン)

『タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集』
【曲目】
ジュゼッペ・タルティーニ(1692~1770):
1-3) ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 D56
4-6) ヴァイオリン協奏曲 イ長調 D96
7-9) ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 D45
10-12) 4声の協奏曲(ヴァイオリン協奏曲)ト長調 D deest(世界初録音)
13-15) 4声の協奏曲(ヴァイオリン協奏曲)ニ短調 D44

【演奏】
シュシャーヌ・シラノシアン(ヴァイオリン独奏)

アンドレーア・マルコン(チェンバロ&総指揮)
ヴェニス・バロック・オーケストラ(古楽器使用)
[メンバー]
ヴァイオリン1…ジャンピエーロ・ツァノッコ、ジャコモ・カターナ、マウロ・スピナッツェ、マッテオ・マルツァーロ
ヴァイオリン2…ジョルジオ・バルダン、フランチェスカ・ボーノモ、ダーヴィト・マッツァカン、ジュゼッペ・カブリオ
ヴィオラ…アレッサンドラ・ディ・ヴィンチェンツォ、マリアルイーザ・バルボン
チェロ…マッシモ・ラッカネッリ、フェデリーコ・トッファーノ
コントラバス…アレッサンドロ・ピヴェッリ
オルガン…ジューリオ・デ・ナルド

【録音】
2019年9月、エデン劇場、トレヴィゾ(イタリア北部)

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付]

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年01月28日 00:00