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プラメナ・ニキタソヴァによるバッハ以前の無伴奏ヴァイオリンの名作!ヴェストホフ:無伴奏ヴァイオリンのための組曲集

ヴェストホフ

ドイツ・バロックの名手が弾く、バッハに先立つ無伴奏ヴァイオリンの名作

当時ドレスデンで活躍した多くのヴァイオリストの中でも重要とされ、ヨーロッパ各地の演奏旅行で名声を博したヴェストホフ。
大バッハの一世代上の彼が残したこれらの組曲(パルティータ)は、一挺のヴァイオリンのみによる多声的な技術がふんだんに盛り込まれている点で、バッハ以前で最も注目すべき作例とされています。

ここには主に1696年ドレスデンで出版された作品集から収めらていますが、1曲(9-13)はヴェルサイユ宮殿における演奏でルイ14世に称賛された1683年にパリで出版されており、当時の彼の名声を伝えるものと言えるでしょう。

演奏は、ドイツにおけるバロックから古典派にかけての作品を重点的にレパートリーとするヴァイオリニスト、ニキタソヴァ。名手の作らしく、技巧的であるばかりでなく流麗な美しさを湛えたこれらの作品を、しなやかに歌い上げています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705):無伴奏ヴァイオリンのための組曲集
1-4.組曲 第2番 イ長調
5-8.組曲 第5番 ニ短調
9-13.通奏低音を伴わないヴァイオリンのための組曲 イ長調
14-17.組曲 第1番 イ短調
18-21.組曲 第4番 ハ長調
22-25.組曲 第3番 変ロ長調

【演奏】
プラメナ・ニキタソヴァ(ヴァイオリン)
1730年頃ミッテンヴァルト、ゼバスティアン・クロッツ製
ピッチ:466Hz.

【録音】
2019年9月 聖マルティン教会、ミュルハイム

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年02月04日 00:00