GoGo Penguin(ゴーゴー・ペンギン)|2年ぶりとなるブルーノート3枚目のアルバムをリリース
ブルーノート3作目にしてセルフ・タイトルド・アルバムは自信の現れ。マンチェスター発の新世代ピアノ・トリオ、ゴーゴー・ペンギン・サウンドを確立。
クリス・イリングワース(p)、ニック・ブラッカ(b)、ロブ・ターナー(ds)から成るマンチェスター発の新世代ピアノ・トリオ、ゴーゴー・ペンギンの2年ぶりとなるブルーノート3枚目のアルバム。
現代の最新エレクトロニクスを使用したオリジナル・コンポージングをしつつ、メンバー3人がアコースティックの楽器で演奏するスタイルにより磨きのかかった本作。影響されている音楽はクラシック/エレクトロニカ/ロック/ジャズなど幅広い。
バンド名を本作のタイトルに採用、メンバー3人が「それぞれ自分の場所を見つけ、自分を表現しながら自信をもって演奏する」ことができるようになったという強力作品。
これまではスタジオに入っておよそ3日間でアルバムを制作しなければならなかったが、本作では作曲に6ヶ月かけ2週間でレコーディングという余裕のあるスケジュールで初めて挑むことができ、より1曲1曲に時間をかけ、試しては捨てるといった実験も積み重ね吟味できたそう。
クリス曰く、「より洗練されたアルバムができた。これまで僕ら3人はまだ若くてシンプルな人生を歩んできたけど、少し年をみんなとって、人生においても様々なドラマや音楽に影響を与えるほどの重要な出来事もでてきた。身近な人の死や病気、そしてクリスは父親になったり。長生きすれば現実はより複雑になる、僕らの音楽ではそれを反映しなくちゃと思う。」
「僕らがステージに立ち、シンセのようなディストーションのかかったニックのベースと、ロブが人力で叩くハウス・ビートで子供やお爺さん、若者、誰もがみんなが踊ってくれること、これが一番大事なんだ。僕らの音楽をどうこう言われるのは全然僕らは気にしないよ」とクリス。
【収録曲】
01. 1_#
02. アトマイズド
03. シグナル・イン・ザ・ノイズ
04. オープン
05. F マジ・ピクシー
06. コーラ
07. トーテム
08. エンバース
09. トゥ・ザ・Nth
10. ドント・ゴー
日本盤のみボーナストラック
11. プチ_ア
掲載: 2020年03月23日 10:43