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ロフェ&モンテカルロ・フィル~ブルーノ・マントヴァーニ:交響曲第1番&“アブストラクト”

マントヴァーニ

フランス現代作曲家ブルーノ・マントヴァーニの新作2篇。
幻想交響曲をなぞらえた『交響曲第1番』と、
コッペイを独奏に迎えた『アブストラクト』!

現代作曲家の作品も積極的に演奏しているフランスの指揮者パスカル・ロフェがモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団を振ってフランスの作曲家ブルーノ・マントヴァーニの新作2篇を録音しました。

マントヴァーニは1974年、オー=ド=セーヌ県シャティヨン生まれ。ペルピニャン音楽院でピアノ、パーカッション、そしてジャズを学んだのちにパリ国立高等音楽・舞踊学校にてガイ・ラベルから作曲を、ロラン・キュニオから電子音響音楽を学びました。2010年、36歳という若さで母校のパリ国立高等音楽・舞踊学校院長に就任しております。現在、フランス政府などから作品の委嘱を受けている期待の作曲家のひとりです。

マントヴァーニははじめての交響曲を作曲するまで20曲以上の管弦楽曲を作曲しており、大規模で壮大な交響曲というジャンルに挑む前から多くの表現の可能性を探っていました。2015年に作曲した交響曲第1番『l'idée fixe』はベルリオーズの幻想交響曲を形式をなぞらえながら、マントヴァーニ独自の世界観で作り上げました。

一方、2017年に作曲された独奏チェロとオーケストラのための『アブストラクト』は、モンテカルロ・バレエ団の芸術監督をつとめるジャン=クリストフ・マイヨーが振付したバレエのために書かれた作品で、バレエ、チェロそしてオーケストラが融合する可能性をエレガントに探った作品で、チェロが旋律を担いながらオーケストラとの対話を楽しむ意欲作です。当録音は2018年4月26日の初演ライヴを収めました。

チェロの独奏をつとめたマルク・コッペイはストラスブール生まれ。パリ国立高等音楽院で学んだ後、18歳でJ.S.バッハ国際コンクールにおいて優勝し一躍世界から注目を集め、その後ソリストとしてはインバル、クリヴィヌ、ギルバート、佐渡裕などの指揮者と共演。室内楽奏者としてのキャリアも充実しており、ピリス、ベロフ、デュメイ、ムローヴァ、パユなどから厚い信頼を得ております。またイザイ弦楽四重奏団(1995年から2000年)のメンバーとして数多くの録音を残しております。現在はパリの国立高等音楽院で教鞭を執るほか、ザグレブ・ソロイスツ合奏団の芸術監督として活躍の幅をさらに広げており、手兵と共演したハイドン&C.P.Eバッハのチェロ協奏曲集(AU 97716)では高い評価を得ました。この他、カラビツ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団とのドヴォルザークのチェロ協奏曲(AU 97734)、そして名手ペーター・ラウルとのベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集(KKC5889/90 / AU 23440)などをリリースしております。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ブルーノ・マントヴァーニ(1974‐):
1.交響曲第1 番『l'idée fixe』(2015)
2.『アブストラクト』~独奏チェロとオーケストラのための(2017)

【演奏】
パスカル・ロフェ(指揮)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
マルク・コッペイ(チェロ)[2]

【録音】
2019年5月7&8日
ヤコフ・クライツベルク・ホール(モナコ)(セッション)[1]
2018年4月26日
グリマルディ・フォーラム(モナコ)【モンテカルロ・バレエ団の初演ライヴ】[2]

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年04月22日 00:00