こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

注目アイテム詳細

マリア・カラスの最高の劇的パフォーマンスをセレクトしたコンピレーション・アルバム!『ドラマ・クイーン』

マリア・カラス

マリア・カラスの最高の劇的パフォーマンスによる神歌唱!

このアルバム『ドラマ・クイーン」は、マリア・カラスがキャリアの中でこれまでに作った最も劇的なスタジオ・レコーディングをまとめたものです。カラスのそれをより表現するために、このコンピレーションはこれまでに録音された中でも、最も劇的なオペラシーンとアリアがまとめられています。
1977年にパリでカラスが亡くなってから40年経った今でも、フランコ・ゼフィレッリ監督が彼女について語った『オペラの歴史はカラスを起点に「カラス以前」と「以後」に分かれる』という言葉は、今日でも当てはまります。

マリア・カラスは、彼女に委ねられた役柄を独特の精度と深遠な気持ちで果たしました。確かに、彼女の解釈の際立った質は、最も幅広く多様で、さらに矛盾する役柄さえも歌えたのです。すべての音域を習得することが不可欠という難易度の高さは、彼女の呼吸においてさらに多くの劇的表現を伝えることを可能にしたのです。

1952年4月26日のセラフィン指揮による『ロッシーニ:歌劇「アルミーダ」』でベルカントを歌ったことは最も重要な瞬間で、2オクターブを超す声域は劇的な力と妙技で彼女の役割を歌いとげました。当時人気のあったヴェリスモとは異なり、美しく自然な歌の技法とオペラのジャンル全体の両方を代表していたベルカントは、1950年代初頭には本質的に忘れられていました。しかし、マリア・カラスが一夜にして高レベルの芸術性でかなりの解釈能力を要求するような複雑な役割を歌ったのです。
1949年から1953年までの彼女のライブ・パフォーマンスは技術的には完璧ではありませんが、ここに収録されたものは、さらに集中力が高められた歌唱です。最後に収録された『ロッシーニ:歌劇「アルミーダ」』は、前出の貴重なライヴ録音で、70年後の今でも、時間と芸術を超越するラディヴィーナであることに間違いありません。
(ワーナーミュージック)

『ドラマ・クイーン』
【収録曲目】
1) ベッリーニ:歌劇『海賊』より「ああ!私の顔の前に重くたれこめている」
2) ベッリーニ:歌劇『ノルマ』より「清らかな女神よ」
3) ヴェルディ:歌劇『マクベス』より「勝利の日に・・・来たれ、急いで」
4) ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』より「ありがとう愛する友よ」
5) ケルビーニ:歌劇『メディア』より「あなたの子どもたちの母親は」
6) ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』より「ああ、宿命的な文章」
7) ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』より「彼の優しい声が」
8) ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』より「狂乱の場」
9) ロッシーニ:歌劇『アルミーダ』より「甘い愛の帝国では」

【演奏】
マリア・カラス(ソプラノ)

【録音】
1952~1958年(スタジオ録音) 9)のみライヴ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年04月28日 00:00