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古楽器によるドヴィエンヌ!ル・プティ・トリアノン~ドヴィエンヌ:フルートもしくはバソンと、ヴァイオリン、チェロのための三重奏曲集

ル・プティ・トリアノン

革命期の管楽器発展を促したドヴィエンヌ、古楽器による貴重な録音でその美しさの真相へ!

ドヴィエンヌは1759年生まれ。モーツァルトより3歳年下で19世紀初頭に亡くなった作曲家です。生前は革命政府のもと、オペラ座や音楽院を拠点に、フルートとバソン(フランス式ファゴット)ですぐれた演奏を聴かせる達人としても知られ、それらが独奏楽器としていかにすぐれているかを端的に示す名品を、短い生涯のうちに続々と世に出しました。
レコード盤の時代より、管楽器のための古典派の協奏曲集にしばしばその作品が収録されてきたドヴィエンヌですが、古楽器録音はというと実は数えるほどしかありませんでした。
今回の録音には、各楽器の機構を生かした音使いの真相が鮮やかに示され、同時代人たちの興奮が彷彿とされるトラックが多数。
フランスで生まれ発展したバソンが古典派らしいメロディとあざやかに調和する異色の三重奏曲も見過ごせませんが、ドヴィエンヌが思い描いた理想のフルート像に厳選楽器で迫った作品66の3曲にも驚かされます。すでにRicercarレーベルでボワモルティエ作品集を成功させている古楽器集団がこだわり抜いた一枚。
その詳細については解説で端的に説明されており、国内盤にはその日本語訳を掲載いたします。
(ナクソス・ジャパン)

『フランソワ・ドヴィエンヌ:フルートもしくはバソンと、ヴァイオリン、チェロのための三重奏曲集』
【曲目】
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759~1803):
1-3) フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ト短調 Op.66-2
4-5) バソン、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ヘ長調 Op.17-4
6-8) フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ハ長調 Op.66-3
9-10) バソン、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 変ホ長調 Op.17-5
11-13) フルート、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ニ長調 Op.66-1

【演奏】
ル・プティ・トリアノン(古楽器使用)
[メンバー]
アマンディーヌ・ソラノ(ヴァイオリン)
使用楽器: ミッテンヴァルトのエギディウス・クロッツ1777年製オリジナル

シリル・プーレ(チェロ)
使用楽器: 製作者不詳、ヨーロッパ東部18世紀末製オリジナル

オリヴィエ・リール(フラウト・トラヴェルソ)
使用楽器:ウジェーヌ・クライネン製作の再現古楽器、ドレスデンのH.グレンザー(1764~1813)のモデルによる

グザヴィエ・マルキ(バソン)
使用楽器:ローラン・ヴェリャ2016年制作の再現古楽器、パリのプリュダン(1730~1786)のモデルによる

【録音】
2019年6月
サンテーユ聖母教会(フランス南部エロー地方)

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語解説付き]

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年06月26日 00:00