雲井雅人サックス四重奏団がベスト盤を発売!『雲井雅人サックス四重奏団ベスト』
マスランカへのかけがえのない敬意が 新たな歴史を刻む
1996年結成後、日本のサックス界において独自の存在感を示し確固たる信念を貫き続ける「雲井雅人サックス四重奏団」。雲井雅人と彼の教え子達による共通した音楽言語から導かれる深い響き、美しいハーモニー、音楽の奥底からすくい上げられるメッセージ性など彼等の表現する音楽は、特にマスランカのような底知れぬ世界観と精神性を有する作品で真価を発揮します。惜しくも2017年に鬼籍に入ったマスランカの2作品を含むこのベスト盤は、そんな「雲カル」の魅力を凝縮。一方、イトゥラルデ「ギリシャ組曲」のようなキャッチーでノリの良い作品でも彼等のアンサンブルは輝きを損ないません。
常に音楽と真摯に向き合い、最上の表現を追求し続ける「雲カル」のエッセンスが詰まった、珠玉のベスト盤です。
(CAFUAレコード)
『雲井雅人サックス四重奏団ベスト』
【曲目】
デイヴィッド・マスランカ (1943-2017):
マウンテン・ロード
[1] 1.序曲
[2] 2.コラール:われは何処にか逃れ行くべき
[3] 3.アリア(コラール前奏曲の形式で)
[4] 4.コラール
[5] 5.アリア
[6] 6.終章 - 人はみな死すべきもの
デイヴィッド・ケックレー (1947):
ステッピング・アウト
[7] I.ミニマム・オーバードライブ
[8] II.ミッドナイト・リフレクション
[9] III.アノニムス
[10] IV.イージー・バーデン
ウィリアム・バード (C.1543-1623)/編曲:ポール・ハーヴェイ (1935-):
[11] ソールズベリー伯爵のパヴァーヌ
ペドロ・イトゥラルデ (1929-):
ギリシャ組曲
[12] カラマティアノス
[13] ファンキー
[14] ワルツ
[15] クレタ
デイヴィッド・マスランカ:
レシテーション・ブック
[16] 打ち砕かれた心:コラール旋律「三つにして一つなる汝」による瞑想曲
[17] 序奏 / コラール:「イエスよ、わが喜びよ」による瞑想曲
[18] ここで死にゆく!(ヴェノーサ公ジェズアルド、1596)
[19] グレゴリオ聖歌「おお、救い主なるいけにえよ」による瞑想曲
[20] ファンファーレ / 変奏:「アダムの罪によりて」による
村松崇継 (1978)/編曲:浅利 真 (1976):
[21] 彼方の光
【演奏】
雲井雅人サックス四重奏団
[メンバー]
雲井雅人(ソプラノ・サクソフォーン)
佐藤 渉(アルト・サクソフォーン)
林田和之(テナー・サクソフォーン)
西尾貴浩(バリトン・サクソフォーン)
【録音】
2002年9月9~11日 秩父ミューズパーク音楽堂にて収録 [1]~[6]、[11]
2004年10月18~20日 秩父ミューズパーク音楽堂にて収録 [7]~[10]
2007年6月27、28日 彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールにて収録 [16]~[20]
2008年8月15~17日 秩父ミューズパーク音楽堂にて収録
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年07月17日 00:00