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ダムラウ&パッパーノ『チューダー朝の女王たち』~ドニゼッティのオペラで三人の女王を歌う!

ダムラウ

ドニゼッティのオペラでチューダー王朝期の三人の女王たちを歌った、
ダムラウの最高の感情表現!

ドニゼッティの『女王三部作』は、『アンナ・ボレーナ』、『マリア・ストゥアルダ』、『ロベルト・デヴリュー』の3作品。ヘンリー8世の2番目の妃で、エリザベス1世の生母アン・ブーリン(アンナ・ボレーナ)、スコットランド女王メアリー・ステュアート(マリア・ストゥアルダ)、エセックス伯ロバート・デヴルー(ロベルト・デヴリュー)を主人公に据えるものの、真の主人公は彼に寵愛を注いだエリザベス1世。今回、この3人の女王を完璧に歌いこなすのがソプラノのディアナ・ダムラウです。アルバムでは、3作品の重要な山場となる最終場面を収録。ある時は威厳を持って、またある時は激怒、哀願を交えながら歌い分けるダムラウの多彩な感情表現は、主人公たちが王である前に一人の女性であることを実感させてくれる、まさに「生身の女性」の姿を見事に映し出しています。パッパーノが指揮するサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の演奏がまた秀逸で、ダムラウの歌にぴったりと寄り添い、オーケストラを実に豊かに歌わせる様は、パッパーノならではの離れ業。合唱や共演者たちも全てが一体となり、素晴らしい音楽を奏でています。
(ワーナーミュージック)

【曲目】
ドニゼッティ:
歌劇「アンナ・ボレーナ」(1830年)より
1) 誰が涙なしで彼女を見ることができるでしょう
2) 貴方がたは泣いているの?
3) 連れていって私のなつかしい生まれ故郷の城に
4) この不吉な音は何?
5) 天よ、私の長い苦しみに
6) 誰が私を起こすの?
9) 邪悪な二人よ、だが最後の復讐の言葉は
歌劇「マリア・スチュアルダ」(1834-5年)より
8) ほら、見たよ... 謙虚な祈りのあなた
9) アンナ…ここでより落ち着いた話
10) ああ! 謙虚な祈りのあなた
11) ああブロー!
12) 死にゆく心の
13) 伯爵が到着
14) ああ! これらのひねりから1日
歌劇「ロベルト・デヴリュー」(1837年)より
15) そしてサラはこのようなときに私を見捨てるのね
16) 生きていて、恩知らず、誰かのそばで
17) 何か預かったものは?
18) 断頭台が血に染まる

【演奏】
ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、合唱団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
イリーダ・ドラゴーティ(メゾ・ソプラノ)
サラ・ロッキ(メゾ・ソプラノ)
ドメニコ・ペッリコーラ(テノール)
セヴェリオ・フィオーレ(テノール)
アンドリー・ガンチュク(バリトン)
ファブリツィオ・ベッギ(バス)

【録音】
2019年7月11-17日、Sala Santa Cecilia, Auditorium Parco della Musica, Roma

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年07月31日 12:00