エリック・ホープリッチ&18世紀オーケストラの新録音はウェーバーのクラリネット協奏曲集!
18世紀オーケストラの首席奏者&ヒストリカル・クラリネットの世界的権威、エリック・ホープリッチ!18世紀オーケストラとの協奏曲録音、ウェーバーのクラリネット協奏曲集が登場!
18世紀オーケストラの首席クラリネット奏者を務め、ヒストリカル・クラリネットの楽器製作・研究の世界的権威でもあるエリック・ホープリッチ。
復元したバセット・ホルンの使用で話題を呼んだホープリッチの大名盤「モーツァルトのクラリネット協奏曲(GCDC81107)」以来となる18世紀オーケストラとの協奏曲新録音は、2020年7月に発売したばかりの「ウェーバー&クロンマー:クラリネット五重奏曲集(PGCD920610/GCD920610)」に続き、今度はウェーバーの2つのクラリネット協奏曲が登場します。
1811年に立て続けに作曲された2つのクラリネット協奏曲は、他のウェーバーのクラリネット作品と同様、当時の名手ハインリヒ・ベールマンのために書かれ、ウェーバーの指揮、ベールマンの独奏で初演やヨーロッパ中でのツアーを繰り広げた作品です。この録音では、「クラリネット五重奏曲集」の録音と同じように、ベールマンが使っていたと考えられるGriessling & Schlot(t グリースリング・ウント・シュロット)の楽器のレプリカを使い、18世紀オーケストラの見事な演奏で、ベールマンのクラリネット・サウンドを再現しています。
フランス・ブリュッヘン亡き後にも様々なゲスト指揮者を迎えながら精力的に活動を続けている18世紀オーケストラを振るのは、ベルギーのバロック・オーケストラ「レザグレマン」の音楽監督を務めながら、18世紀オーケストラではホープリッチとともにクラリネット奏者も担当しているクラリネット&指揮に精通したベルギーの名手、ギ・ファン・ワースという最適の布陣。
カップリングされているのは、ショパンのホ短調協奏曲の初演で指揮を務めたことで名を残すポーランドの作曲家、カロル・クルピンスキ(ショパンの25歳年上)のクラリネット協奏曲です。
(東京エムプラス)
【曲目】
ウェーバー:クラリネット協奏曲 ヘ短調 Op.73(1811)
クルピンスキ:クラリネット協奏曲 変ロ長調(1823)
ウェーバー:クラリネット協奏曲変 ホ長調 Op.74(1811)
【演奏】
エリック・ホープリッチ(クラリネット)
ギ・ファン・ワース(指揮)
18世紀オーケストラ
【録音】
2019年6月、カイゼル運河教会(アムステルダム、オランダ)
[日本語曲目表記オビ付き]
[解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き]
解説:エリック・ホープリッチ(日本語訳:TEXTRAVAUX)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年08月20日 00:00