Fabrizio Paterlini(ファブリツィオ・パテルリーニ)|メランコリック・ピアニストの『Transitions』三部作が1枚のアルバムに
イタリアのメランコリック・ピアニスト、ファブリツィオ・パテルリーニが導くマインド・トラベル。
「わずか2分以内で人はどれだけ多くの感情を感じることができるのか?」。
イタリアのピアニスト、ファブリツィオ・パテルリーニはそんな問いかけに答えるべく、2019年の夏の間、ほぼ毎日インスタグラムに1-2分のソロ・ピアノの小品を発表してきました。「MicroStories」と名付けられたそのプロジェクトは最終的に50もの曲が発表されました。
そのプロジェクトで作られた数々の楽曲は、セレーナにある18世紀の建造物ヴィラ・ディオニージやスタジオでのちにライヴ・レコーディングされ、「Transitions」というEP三部作として、2019年秋から2020年初夏にかけてデジタル配信されました。本作はそのEP三部作を1枚のアルバムとしてまとめた全24曲入りの小品集。
ピアノの弦とハンマーの間にフェルトを挟んで演奏することでより柔らかなサウンドを志しており、日々の感情の機微を繊細にとらえたような、静かでありながら極めてエモーショナルなソロ・ピアノ作品となっています。
収録曲: 01. Eyes Closed 02. If only I could tell 03. The hall is dancing 04. Istanbul wedding 05. Homesick 06. Fire 07. Summer Story 08. Mind Travels 09. Found hopes 10. The wind, the sea 11. Gentle Thoughts 12. Unsaid 13. The long path to imperfection 14. That feeling, though 15. Autumn Theme 16. Hours passing 17. Story of you 18. Lost song 19. When orange is the sky 20. Leafs' dance 21. Dark room 22. Home, at last 23. Piano is breathing 24. Waltz
掲載: 2020年08月21日 11:44