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「この世を去る60分前に聴く最後の音楽」をコンセプトにした音楽集『エンディング・ミュージック (Ending Music)』

Ending Music

 

静寂と平穏が強く求められている現代で、かなしみをたたえた美しい音楽こそが必要なときがある。そんな想いから編まれたコンピレーション・アルバム『エンディング・ミュージック』。「この世を去る60分前に聴く最後の音楽」をコンセプトに、穏やかさがいつまでもつづくような、心洗われる名曲のみを集めたインスト音楽集です。

自らのしあわせな最期を夢想すること、たいせつなひとにさよならを告げること。「自分の葬式で流してほしい音楽」という誰しもが一度は考えたことがあるかもしれない妄想を丁寧にかたちにしたような、かけがえのない1枚。ゴールドムンド、ダスティン・オハロラン、ピーター・ブロデリック、そしてharuka nakamuraなど、世にも美しい作品をつくりつづける音楽家たちによる清らかな音楽が照らしだすのは、普段気づくことの少ない細部に宿る美しさです。安らかさを失いたくないすべてのかたに捧げる、ライフスタイル・コンピが行き着いた最果て。

アートワークは、生涯鳴くことのない白鳥が死を前にして美しい歌を歌うというヨーロッパの古い言い伝え(スワンソング)をイメージして選ばれています。ドローイングは生平桜子、マスタリングは日本を代表するアンビエント・アーティスト畠山地平が担当。

・静かな場所で、適度な音量で聴くことをオススメします。
・薄暗い部屋で、リラックスした状態でのリスニングだと心地よさが増大します。

Track listing:
1. Evertina / Lubomyr Melnyk
2. In A Notebook / Goldmund
3. Opus 14 / Dustin O’Halloran
4. Closer / Endless Melancholy
5. Hands Swollen With Grace / Dakota Suite
6. The Way Love Emerges / Drombeg
7. Somehow Familiar / Fabrizio Paterlini
8. The Road To You / Stefano Guzzetti
9. Pinô / Otto A Totland
10. Tender Angel / Vitaly Beskrovny
11. Nearly Curtains / Keaton Henson
12. Vigil V / Richard J. Birkin
13. Requiem For The Static King Part One / A Winged Victory For The Sullen
14. Ljósið / Ólafur Arnalds
15. Window-framed Clouds / sonicbrat
16. At Little Time / The Boats
17. 音楽のある風景 / haruka nakamura
18. A Beginning / Peter Broderick

 

 

ジャケットを手掛ける畠山地平の最新アルバム!

ニュー・アルバムは、90年代よりzero gravityなどから作品を発表、00年代には横川理彦、杉本佳一と結成した「installing」が話題となったベーシストtamaruとのコラボ・アルバム。

『Lunar Eclipse』(月蝕)と題された本作は、音や光の周波数や倍音の時間的変化にフォーカスを与え、音楽に置けるストーリー展開を地球の影が月にかかり消えてゆく情景になぞらえ、美しく描いている。

タグ : ポスト・クラシカル

掲載: 2017年07月06日 11:00