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Brandi Disterheft(ブランディ・ディスターヘフト)|4年振り5作目のニューアルバム『Surfboard』

Brandi Disterheft(ブランディ・ディスターヘフト)『Surfboard』

女流ベーシスト/シンガー/コンポーザー、ブランディ・ディスターヘフトの4年振り5作目のニューアルバム!自身のトリオを率い、伝説的なテナー・サックス奏者ジョージ・コールマンをゲストに迎えブラジリアン・ジャズに挑戦。彼女のキャリアの新たなハイライトとなる、フレッシュな息吹を感じさせるグルーヴィーなアルバム。

2007年の衝撃のデビュー以降、女流ベーシスト/シンガー/コンポーザーとして確固たる評価を築いたブランディ・ディスターヘフトの通算5作目となるアルバムは、伝説的なテナー・サックス奏者ジョージ・コールマンを迎えたブラジリアン・ジャズ・アルバム!

ブランディ持ち前のパワフルで躍動感あふれるスタイルとスムーズなフレージングは、ブラジリアン・ジャズとの相性抜群。トリオのメンバーは、70年代からタニア・マリアやアイアート・モレイラ、ハービー・マンなどのバンドで活躍し、ハードなジャズ・ボッサを叩かせたら彼しかいないと言われた超ベテラン・ドラマー、ポルチーニョ。そしてポルチーニョのリーダー・トリオに長く参加し、セッション・ミュージシャンとしても引く手あまたの俊才ピアニスト、クラウス・ミューラー。ブランディを含め全員がNYをベースに活動しており、本作はこの3人の息の合った演奏が堪能できる。

14曲中6曲で披露されるブランディのシルキーかつ艶やかなヴォーカルも聴きどころ。デビュー直後はウッドベースを抱え弾き歌うことからかつて「カナダのエスペランサ・スポルディング」と呼ばれた彼女の、キュートでリラックスした笑顔が浮かぶような軽やかな歌唱が楽しめる。

そしてとどめは伝説のテナー奏者ジョージ・コールマンの素晴らしい客演。(3)ではトリオが奏でる軽やかなブラジリアン・グルーヴのあいだをうねるように吹きまくり、(4)(9)などジャズの有名曲のカヴァーでは成熟した演奏を披露している。


・国内盤CD


【収録曲】
1. Surfboard
2. Prelude to Coup de Foudre
3. Coup de Foudre
4. My Foolish Heart
5. Nana
6. Manhattan Moon
7. The Pendulum at Falcon's Lair
8. On Broadway
9. Speak Low
10. One Dream
11. Portrait of Porto
12. Where or When
13. Del Sasser
14. Reveries

掲載: 2020年10月01日 16:48