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80年代以降のブラジル産インディー/エクスペリメンタル・ミュージックの最高峰2タイトルがブラジル・サンパウロの新興レーベル〈DISCOS NADA〉よりオフィシャル・リイシュー

タグ : 【World】復刻&発掘 ブラジル リイシュー 世界の音楽

掲載: 2020年10月20日 12:29

レコード・コレクター達の尽力により近年注目を浴びつつある80年代以降のブラジル産インディー/エクスペリメンタル・ミュージック。その最高峰ともいえる 2タイトルがブラジル・サンパウロの新興レーベル DISCOS NADA よりオフィシャル・リイシュー!


Joao De Bruco / R.H.Jackson『Caracol』

MUSIC FROM MEMORY 編纂のブラジル・コンピ『OUTRO TEMPO』にも収録された大人気盤! パーカッシブなブラジリアン・ミュージックとエレクトロニクスを調和させた最初期の名盤として名高い『CARACOL』が待望の再発!

ドラマーとしてキャリアをスタートし、ジャズからフォホーまで演奏、その後ブラジルの民間伝承を学ぶと同時にサーカスで働き、演劇、ダンスパフォーマンス、テレビのスコアを手掛けていたというジョアン・ヂ・ブルソー。そしてドラマー/パーカッショニストとしてキャリアをスタートし映画、ビデオ、電子音楽の作曲を学んだのち、カンドンブレを含むブラジルのフォークロアを研究していたという R.H.ジャクソン。そんな二人がクリシェにとらわれるようになっていた当時の若者向けブラジル音楽に対抗するように、大胆かつ直感的な、これまでになかったサウンドを構築した作品が本作『CARACOL』である。

録音は1988-89年の間で行われ、ジョアンはパーカッション、アコーディオンといった一般的な楽器だけでなく、エルメート・パスコアルよろしく水が入った銅製の花瓶、種子、動物のひづめ、いびき、ばね、鐘、大理石、金属製のマグカップ、ピアノ、おもちゃのクラリネットを演奏。一方のジャクソンは電子プログラミング、サンプラー、サウンド・トリートメント、シンセサイザーを主に担当。1980年代のブラジルにおいてそういった電子機材は目新しいものであったにも関わらず、彼がコンピューター・プログラミング、サンプラー、シーケンサーを熟知していたことが、唯一無二な個性を放つ本作を生み出した最大の要因といえるだろう。とはいえ当時この音楽を理解できる人は多くなかったのか、完全自主制作でリリースされた当時のオリジナル盤レコードは極めて稀少。またオランダ MUSIC FROM MEMORY 編纂のコンピ『OUTRO TEMPO』に本作から "Terra Batida" が収録されたこともあり、世界中のブラジルやエクスペリメンタル・ファン、さらにはバレアリック方面まで魅了するコレクター垂涎の一枚となっていた。

待望となる今回の初復刻では、なんと当時未発表という音源を2曲追加収録 (それがまた素晴らしいクオリティ!)。オリジナルのマスターテープから丁寧にリマスター、ジャケットはオリジナルのデザインを再現したのに加え、ブルソー、ジャクソンの二人からの証言、そしてブラジルのサイケ/エクスペリメンタル音楽のガイドブック『LINDO SONHO DELIRANTE』の監修者であるベント・アラウージョによる解説も掲載というこの上ないつくりになっている。


輸入盤LP


【収録曲】
A1. Instante de Gelo
A2. Dona Roxa
A3. Das Matas
A4. Pantano
B1. Here We Go Again
B2. Cabarecht
B3. Terra Batida
B4. Caracol
B5. Pequena Danca (Bonus Track)
B6. Butterflies (Bonus Track)

 

Cinema 『Cinema』

MUSIC FROM MEMORY 編纂のブラジル・コンピ『OUTRO TEMPO』にも収録された大人気盤! 常に実験的な試みを行っていたという鬼才ホナウド・タパジョスが、ブラジルの軍事政権終焉後にリリースした架空のサウンドトラック作品『CINEMA』が待望の初復刻!なんと当時の未発表音源も収録!

1985年はブラジルが20年以上にわたる軍事独裁政権から解放されたブラジル近代史の中でも最も重要な年の1つである。音楽産業においても若者が主導権を握り、ブラジル初となるロック・イン・リオ・フェスティバルが開催されるなど、世界的なビジネス・サーキットに参入した年として知られている。一方で革命的な出来事はアンダーグラウンドでも起きていた。本作『CINEMA』はそんな動きを記録したブラジル・アンダーグラウンド/エクスペリメンタルの稀少盤として知られている。

本作の主役は常に実験的・前衛的な音楽に携わっていたとされるリオ・デ・ジャネイロのミュージシャン、作曲家、詩人、作家、脚本家のホナウド・タパジョス。彼は1968年にホー&カルリーニョスの一員としてリリースしたシングル曲 "O Gigante" はレコードに録音されたブラジル最初期の「バッド・トリップ」として知られているが、そんなホナルドが妻であるテテ・サーをはじめ、アレックス・メイレリス、アナベル、エラヂオ・ペレス・ゴンザレス、そして名手パウロ・モウラといったミュージシャン達と作り上げた架空のサウンドトラック作品が本作『CINEMA』である。1983-84 年当時にブラジルで利用可能であったテクノロジーとパーカッションをはじめとする生楽器がときに反発しあいながらも共存し、太陽のような朗らかさと、アフリカ系ブラジル人によるパーカッション音楽のような躍動、そして仄暗くアンビエントで深い霧のような雰囲気が混然一体となった世界観はまさに唯一無二。とはいえ当時その音楽性が多くの人に理解されたわけではなく、完全自主でリリースされた当時のレコードは極めて稀少、またオランダ MUSIC FROM MEMORY 編纂のコンピ『OUTRO TEMPO』に本作から "Sem Teto" が収録されたこともあり、オリジナル盤は世界中のブラジルやエクスペリメンタル・ファン、さらにはバレアリック方面までを魅了するコレクター垂涎の一枚となっていた。

待望となる今回の初復刻では、なんと当時未発表という音源を2曲追加収録。オリジナルのマスターテープから丁寧にリマスター、ジャケットはオリジナルのデザインを再現したのに加え、本作に参加したミュージシャンからの証言や貴重な写真を収めた8ページのカラー・ブックレット、そしてブラジルのサイケ/エクスペリメンタル音楽のガイドブック『LINDO SONHO DELIRANTE』の監修者であるベント・アラウージョによる解説も掲載というこの上ないつくりになっている。


輸入盤LP


【収録曲】
A1. Falando Alto
A2. No Dia Em Que Partiram
A3. A Lua, As Estrelas
A4. Nao Imagino
A5. La Dentro
A6. Peixe Pedra
A7. Amor Platônico
A8. Conversa (bonus track)
B1. Intervalo
B2. Ciencia
B3. Ar de Amor
B4. Sem Teto
B5. O Poeta
B6. SP5 4R (Base)
B7. Pallazo Uno (Bonus Track)