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アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノによるモンテヴェルディ:5声のマドリガーレ集第3巻

リナルド・アレッサンドリーニ

細やかな分析と丹念な演奏で描き出す
モンテヴェルディの音楽に込められた力強い人間のドラマ!

アレッサンドリーニは過去30年来、モンテヴェルディのマドリガーレを重要なレパートリーとして演奏してきました。ルネサンス期から連綿と連なるアカペラによるポリフォニーはモンテヴェルディの手によってさらなる偉大な発展を遂げ、オペラへと進化していきます。第3巻のマドリガーレは1592年、モンテヴェルディ25歳のときの作品で、さまざまな苦悩に打ち勝たんとする非常に人間的なドラマを内包した力強い音楽となっています。

コンチェルト・イタリアーノの演奏は分析的でありながら非常に繊細。正確なイントネーションによる歌唱で人間の感情を豊かに表現しきっています。言葉の裏から滲み出る音楽の核心、魂の部分を見事に美しく映し出した名演!
(キングインターナショナル)

【曲目】
モンテヴェルディ:5声のマドリガーレ集第3巻(1592)

若い草木は
ああ、何と大きな苦しみか
柔らかな草と白い花の上で
ああ私の愛しい人よ
私の心を引き裂いて
夜鳴きうぐいす
激しい情熱であれば
去れ残酷な者よ
おお春よ、青春よ
凶暴な顔
私があなたを愛していないのかって?
その瞳はかつての私のいのち
苦悩と共に生きてゆく
愛しき瞳よ
安らかであれ

【演奏】
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
コンチェルト・イタリアーノ

【録音】
2019年5月31日-6月2日
イタリア、レッジョ・エミリア、聖フィリッポ教会

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年10月30日 00:00