過去最高音質で登場!カザルス+セルの歴史的名盤~ドヴォルザーク:チェロ協奏曲&《新世界より》
過去最高音質で登場!
カザルス+セルの歴史的名盤。
ドヴォルザーク:「チェロ協奏曲」、「新世界」
カザルス永遠の名盤にして、今現在も「ドボコン」の頂点として君臨する「チェロ協奏曲」。幾度となく復刻されておりますが、多くの復刻がフィルターがきつすぎる上にエコー付加に違和感があり、最高音質と言われるオーパス蔵盤が入手困難な現況に歓迎されるリリースとなります。若きセルも巨匠カザルスに一歩も引かず、かなり喧嘩腰のアプローチで盛上げます。カプリングはそのセルがチェコフィルとスタジオ録音した「新世界」です。1937年の秋にチェコフィルはベルギーとイギリスに演奏旅行に出ました。この際の指揮者はターリッヒではなく若きクーベリックでしたが、ロンドンでの録音セッションにはセルが起用されてこの「新世界」が実現したと言います。厳格で相当なスピード感を持続した緊張感溢れる凄演。この2年後にヒトラーによってチェコスロヴァキアは崩壊。そんなスリリングな歴史の中での名演です。大好評の「ワインガルトナーのベートーヴェン全集」同様に良好な盤質のSPを洗浄し再生。一切のノイズリダクション、フィルターを使用せず。イコライジングも最小限度に止め、スクラッチノイズを一つ一つの取り除く作業にてここまでの音質で蘇りました。英日のライナーノート付です。
(ミューズ貿易)
ドヴォルザーク:
チェロ協奏曲
[13:23][10:25][11:37](1937年4月28日プラハ)
交響曲第9番「新世界」
[8:28][11:28][7:46][10:24](1937年10月30日ロンドン)
パブロ・カザルス(チェロ)
ジョージ・セル指揮チェコフィル
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年11月09日 12:00