アルフレート・ブレンデルが自らの音楽人生を語った2019年&2020年収録の映像作品!『私の音楽人生』(DVD)
巨匠ブレンデルが自らの音楽人生を語った2019年&2020年収録の映像。
ブレンデルが語るベートーヴェン像とモーツァルト像とは。
シューベルトのピアノ三重奏曲のマスタークラスも収録!
1931年生まれの20世紀を代表する世界的ピアニスト、アルフレート(アルフレッド)・ブレンデル。チェコに生まれクロアチアで育ったブレンデルはウィーンを拠点に活躍しました。そのブレンデルは2008年12月、約60年の演奏活動から退きました。現役引退後は執筆活動(音楽にとどまらず詩もしたためているとのこと)、講演会、マスタークラスなど幅広い活動をしております。
当DVDは2019年3月、2020年にプラハ、ルドルフィヌムのスク・ホールで公開収録されたもので、ブレンデルの代名詞ともいえるベートーヴェン、モーツァルト、シューベルトを取り上げております。ブレンデルの演奏はございませんがその語りから音楽家ブレンデルが描く像を聞くことができます。
「私の音楽人生」ではブレンデルの長いキャリアを振り返り、音楽家として充実した経験などを語っております。
「ベートーヴェンの最後のソナタと後期のスタイル」ではブレンデルがかつてPHILIPS で録音した音源を流して、楽曲説明やベートーヴェン像に迫っております。
「モーツァルトの演奏」ではブレンデルの秘蔵っ子としても知られるヤン・バルトシュ演奏のもと、ピアノ協奏曲第9番「ジュナミー」、ピアノ協奏曲第19番、ピアノ・ソナタなどを語っております。
「マスタークラス」ではトリオ・インセンディオ演奏によりシューベルトのピアノ三重奏曲第1番を講義。ブレンデルが次世代へとつなぐ貴重な映像といえます。2021年1月には生誕90年を迎えるブレンデル。生けし伝説の思いのこもった4時間以上にも及ぶ映像商品がここに完成しました。日本語字幕はつきません。(言語:英語/字幕:英語、ドイツ語、チェコ語)
(キングインターナショナル)
『アルフレート・ブレンデル/私の音楽人生』
【収録内容】
「レクチャー」
●私の音楽人生(1h24’08)
●ベートーヴェンの最後のソナタと後期のスタイル(1h3’07)
・イントロダクション
・作品と人物像
・Op.101 とOp.106(ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101とピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」について)
・最後の3つのソナタ
・最後のピアノ曲
●モーツァルトの演奏(1h3’51)
・イントロダクション
・長調と短調
・ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュナミー」
・ピアノ・ソナタについて
・記譜法
・演奏の習慣
・ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K.459
演奏:ヤン・バルトシュ(ピアノ)
「マスタークラス」
●シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 Op.99 D.898(43’20)
・第1楽章「アレグロ・モデラート」
・第2楽章「アンダンテ・ウン・ポコ・モッソ」
・第3楽章「スケルツォ.アレグロ」
・第4楽章「ロンド.アレグロ・ヴィヴァーチェ」
演奏:トリオ・インセンディオ
【カロリーナ・フランチショヴァー(ピアノ)、フィリプ・ザイコフ(ヴァイオリン)、ヴィレーム・ペトラス(チェロ)】
以上、アルフレート・ブレンデル(語り/言語:英語)
公開収録:2020年2月8&9日(ベートーヴェン)、2019年3月17-19日(モーツァルト、マスタークラス)
スク・ホール、ルドルフィヌム(プラハ)
NTSC 16:9
リージョン:All
Sound Dolby Digital Stereo
【言語:英語/字幕:英語、ドイツ語、チェコ語】
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年11月18日 00:00