バンショワ・コンソートの新録音はスコットランド王ジェームズ4世の宮殿の音楽を再現した、作者不詳の聖歌とミサ曲!『スコットランド王のための音楽』
15世紀音楽のスペシャリスト、バンショワ・コンソート!スコットランド王ジェームズ4世の宮殿の音楽を再現した、作者不詳の聖歌とミサ曲!
アンドルー・カークマンにより1995年に結成され、15世紀のフランスとイギリス、ブルゴーニュ楽派の音楽を主なレパートリーとする男声ヴォーカル・アンサンブル、バンショワ・コンソート。
ニュー・アルバム「スコットランド王のための音楽」は、ジェームズ4世の別荘(Pleasure Palace)として、壮麗な装飾や彫刻に囲まれ、熟達した音楽家たちが歌う音楽が響いていたリンリスゴー宮殿で行われたであろう15世紀初頭の典礼音楽を再現。
宗教改革前のスコットランドから生き残る大規模な音楽コレクションのうちの1つ「カーヴァー・クワイアブック」からの作者不詳のミサ曲(以前は大陸もしくはイングランドのものとされていましたが、現在ではスコットランド起源のもっとも古く現存するミサ・サイクルと信じられています)を中心に、ジェームズ4世の宮殿を彩ったスコットランドの宗教音楽を、バンショワ・コンソートの熟練のポリフォニーが再現します。
(東京エムプラス)
『スコットランド王のための音楽 ~ジェームズ4世のプレジャー・パレスの内側』
【曲目】
作曲者不詳:
聖カタリナのためのレスポンソリウム「Horrendo subdenda rotarum machinamento」
聖カタリナのためのミサ曲の入祭唱「Dilexisti iustitiam」
作曲者不詳(カーヴァー・クワイアブックより):
ミサ曲「Horrendosubdenda rotarum machinamento」
マニフィカト
ウィリアム・コーニッシュ(d.c.1502):アヴェ・マリア, マーテル・デイ
【演奏】
バンショワ・コンソート
アンドルー・カークマン(指揮)
【録音】
2019年9月8日-11日、AudioLab, Genesis 6(ヨーク、イギリス)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年01月28日 00:00