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『激ロック』スペシャルコーナー【2月レコメンドアイテム】

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FEVER 333 / 『Wrong Generation』
GENRE:MIXTURE

怒り、悲しみ、そして未来への希望――
バンドの信念を乗せた、超攻撃的ミクスチャー・サウンド!

警官による黒人男性の暴行死と、それに伴う抗議運動――2020年の米国を揺るがした事件を受け、本作は生み出された。Jason Aalon Butler(Vo)が13日間デモに参加し、14日目からTravis Barker(BLINK-182/Dr)ら作家陣と8日で制作した全8曲は、“お前たちは「間違った世代」に喧嘩を売った”という表題の通り、Jasonが事件やデモで抱いた感情を反映した、怒りや悲痛、攻撃性に満ち溢れたサウンドに。バンドの信念を最大限に主張しながら、それをクールな音楽性と両立させた、2020年を象徴する作品と言えるだろう。日本盤CDには米大統領選後の24時間で制作されたヘヴィ・チューン、無観客のため歓声のないライヴ音源というボートラも収録、激動の1年を別角度で捉えている。

菅谷 透【ライター推薦】


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FOO FIGHTERS / 『Medicine At Midnight』
GENRE:ALTERNATIVE ROCK

結成25周年迎えたモンスター・バンドが放つ
スタジアム・ロックの熱気を詰め込んだ新作!

ロック衰退の時代においても世界中でスタジアムを沸かし続け、ついには結成25周年を迎えたFOO FIGHTERS。約3年半ぶり10枚目となる彼らの新作はポップな雰囲気で、第1弾シングルのTrack.2や表題曲のTrack.5は大人なディスコ・ナンバーだ。とは言え、痛快なロックンロールのTrack.3、ダンス・ビートが心地よいTrack.7、9など、フーファイらしさはもちろん健在。骨太のサウンドを特大のスケール感で鳴らしている。そして何より、大合唱を誘うキャッチーなメロディや、身も心も躍らせるエネルギッシュなグルーヴは完全にライヴ向きで、今や遠い存在となってしまったスタジアムの熱気を思い起こさせるようだ。まだ暗い世界は続くが、今作を聴いて夜明けを待ちたい。

菅谷 透【ライター推薦】


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EVANESCENCE / 『The Bitter Truth』
GENRE:SYMPHONIC METAL, GOTHIC ROCK

EVANESCENCEが約10年ぶりとなる完全新作の本格ロック・アルバムをリリース!

EVANESCENCEが、実に10年ぶりとなるフル・アルバムをリリース! 2017年には、既存曲をオーケストラ、エレクトロニクス・アレンジにしたアルバムをリリースしているし、それ以外にもAmy Lee(Vo/Pf)のソロ活動、バンドとしてもライヴ活動を中心に精力的に動いてきた。しかし、ファンとしては“EVANESCENCEの新しいロック・アルバムが聴きたい”というのが正直な願望であっただろう。そんな願いがついに叶う。しかも最高の形で。今作は、まさしく彼らの集大成とも言うべき内容となっており、オーケストラとのコラボレーションなどこれまでの様々な経験で得たものが存分に盛り込まれている。シンフォニックな表現やエレクトロ要素も、よりバンド・サウンドに馴染み、重厚感や壮大さが増した印象だ。

山本 真由【ライター推薦】


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ARCHITECTS / 『For Those That Wish To Exist』
GENRE:POST HARDCORE

UKを代表するヘヴィ・アクトが放つ
新たなステージへの到達を予感させるニュー・アルバム!

前作『Holy Hell』でもその傾向は見られたが、今作ではメロディを意識した歌唱がより前面に押し出され、エレクトロやストリングス、クワイアやホーンまでを大々的に取り入れたサウンドに進化。BMTHはもとよりLINKIN PARKまでも脳裏に浮かぶ、美麗な歌メロが主軸だが、そこに暴力的なまでの徹底したヘヴィネスが溶け込むことで、壮大でシリアスな独自の音世界を見事に描ききっている。焦燥感を煽るフレーズが印象的なTrack.3、多彩な要素が過去と現在の橋渡しを担うかのようなTrack.4、ライヴでの合唱が待ち遠しいTrack.14と、表面上は大胆な変貌を見せる本作だが、安易な路線変更ではないからこその、筋の通った完成度の高い楽曲群は、多くのリスナーに好意的に受け入れられることだろう。

菅谷 透【ライター推薦】


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GREY DAZE / 『Amends... Stripped』
GENRE:POST GRUNGE

故Chester Bennington(LINKIN PARK)の
初期の歌唱そのものを堪能できるアコースティックEP!

昨年、故Chester Bennington(LINKIN PARK)の初期の歌声を蘇らせた作品で、世界を感動させたGREY DAZEが、別テイクのヴォーカルを使用したアコースティックEPをリリース。前作は若きChesterが追い求め、亡くなる直前に再構築を望んだバンドのサウンドということにフォーカスがあったが、今回はアコースティック作ということで、よりChesterの歌唱そのものをじっくりと味わうことができる。早熟で、それでいて青春の一時期にしか出せないようなどこか儚い響きを持った繊細なヴォーカルは、LINKIN PARKのChesterとは異なる魅力がある。こうして彼の生きた証を、素晴らしいヴォーカリストの歌声を噛み締めるたびに、私たちは苦い悲しみと癒しを味わうのだ。

山本 真由【ライター推薦】


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ANNISOKAY / 『Aurora』
GENRE:METALCORE, POST HARDCORE

ドイツ産メタルコア/ポスト・ハードコア・バンド、ANNISOKAY!
ハイクオリティ且つ多様な楽曲がずらりと並ぶ貫録の最新作をドロップ!

本作が通算5枚目、スクリーム担当のヴォーカリストが交代してからは初となる、ドイツ出身の4人組による最新作。エレクトロ・サウンドを自在に駆使したメタルコア~ポスト・ハードコア路線は健在で、現代的なトラップ~R&Bからの影響を感じさせる曲や、モダン・ヘヴィネス風の曲、ヘヴィなギターのリフから生み出される洒落たグルーヴが、どことなくISSUESを彷彿させる曲もあり、高品質且つバラエティ豊かな楽曲がずらりと並ぶ貫録の1枚となっている。初期の彼らに顕著だった00年代スクリーモへの憧憬こそ減退したが、さらに表現力が増したヴォーカルによる美メロと、力強いスクリームから生み出されるコントラストの妙は、この手の音がお好きな方であれば間違いなくお気に召すことだろう。

井上 光一【ライター推薦】


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WITHERFALL / 『Curse Of Autumn』
GENRE:PROGRESSIVE METAL

ダーク・メロディック・メタル・バンド WITHERFALL!
よりキャッチー&ドラマチックに進化を遂げたニュー・アルバム完成!

2018年に初来日を果たした、ダーク・メロディック・メタル・バンド WITHERFALLが、早くも2年ぶりとなる新作を完成させた。今作では、超絶ドラマーとして知られるMarco Minnemann(THE ARISTOCRATS etc.)が参加。パワフルなヴォーカルや、重厚なメタルから幽玄なアコースティックまで自在に変化するプログレッシヴなサウンドといった強みを生かしつつ、よりキャッチーでよりドラマチックな作風へと進化を果たしている。息を呑むほどの力強いスピード・メタルなTrack.2、浮遊感あるベース・ソロとヘヴィネスが交差するTrack.5、そして15分超の長尺曲でクライマックスに達するTrack.10と、激情を乗せた怒濤の展開に圧倒されること間違いなし。

菅谷 透【ライター推薦】

 

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EXORCIZPHOBIA / 『Digitotality』
GENRE:THRASH METAL

チェコ発の実力派4ピース、EXORCIZPHOBIA!
スラッシュ・メタル×ハードコア・パンクの即効性抜群のサウンドに酔いしれろ!

2005年結成、これまでにEXODUS、VOIVOD、D.R.I.など大物のツアー・サポートを務めてきた、チェコ発の実力派4人組バンドが3rdアルバムにして日本デビュー作をリリース。切れ味鋭いリフで攻め立てるオールドスクールなスラッシュ・メタルを主体に、ハードコア・パンクの重量感と荒々しさを掛け合わせたクロスオーバー・サウンドは即効性抜群で、勢い重視でメロディを歌い上げるヴォーカルも味がある。エモーショナルなコード感のTrack.3や、テクニカルなギター・ソロの応酬がクールなTrack.6、MASTODONを思わせるプログレッシヴなフレーズまで飛び出すインスト曲のTrack.7と、新世代らしい柔軟性も感じられる。小気味よいサウンドに酔いしれる1枚だ。

菅谷 透【ライター推薦】

 

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EKTOMORF / 『Reborn』
GENRE:GROOVE METAL, THRASH METAL

MACHINE HEAD、SOULFLYなどのニューメタル・ファン必聴!
ハンガリー産重戦車による高品質で濃厚な15枚目のオリジナル・アルバム到着!

容赦なく刻まれるスラッシーなリフと緩急自在のヘヴィ・グルーヴを軸としたサウンドの応酬は、そこらの若手を軽く凌駕する圧倒的なパワーを感じさせる! 1994年、唯一のオリジナル・メンバーであるZoltán Farkas(Vo/Gt)を中心として結成されて以来、安定したペースでアルバムをリリースし続けている、ハンガリー産グルーヴ~スラッシュ・メタル・バンドの最新作で、通算15枚目となるオリジナル・アルバムだ。全8曲というコンパクトな作りながらも、練り上げられたバンド・アンサンブルで彩られた、楽曲ひとつひとつのクオリティは総じて高く、7分に及ぶ「Forsaken」のようなドラマチックなインストゥルメンタル曲の大作も含めて、実に濃密な作品である。

井上 光一【ライター推薦】

 

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【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

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タグ : PUNK/EMO ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2021年02月18日 10:53