Toumani Diabate(トゥマニ・ジャバテ)|世界最高峰のコラ奏者とロンドン交響楽団によるコラボレーション・アルバム『Korolen』
世界最高峰のコラ奏者トゥマニ・ジャバテ。マリの伝統音楽を現代に、そして世界へと発信するだけでなく、フラメンコ、ブルース、ジャズなど異文化と交流してした彼が、スペシャルなコラボレーションを実現させた。
今回トゥマニがコラボレーションがするのは、クラシックから映画、ステージなど幅広く活動しているロンドン交響楽団。デザート・ブルースのパイオニアであるアリ・ファルカ・トゥーレとともにグラミー賞を受賞した2枚のアルバムを録音したほか、タージ・マハル、ビョーク、ベラ・フレック、デイモン・アルバーン、アフロキュービズムなどのアーティストとのジャンルを超えたプロジェクトにも参加してきた、西アフリカの伝統を現代へと伝達するトゥマニと彼らは、ロンドンのバービカン・センターのスペシャル・プロジェクトとして『KOROLEN』をレコーディングした。
本レコーディングでは、トゥマニは、Kasse Mady Diabaté とLassana Diabatéを含むマリのミュージシャンたちとともに、ニコ・マーリィとイアン・ガーディナーが編曲し、クラーク・ルンデルが指揮を執る、ロンドン交響楽団の高揚感あるオーケストレーションが6つの楽曲に収められている。アルバム・タイトルの『KOLOREN』は、”先祖代々“、”祖先の“を意味する言葉だという。そのタイトルが表す通り、このアルバムには、西アフリカの伝統伝達者であるグリオの間で代々伝えられている古のメロディーが西欧のオーケストラ・アレンジメントと出会い、新鮮で美しい、アフロ・クラシック・サウンドが生まれている。アフリカン・ミュージックからネオ・クラシック、そしてアンビエントの境界を融合させた美しき音世界がここにある。
輸入盤CD
輸入盤LP
【収録曲】
01. Haïnamady Town
02. Mama Souraka
03. Elyne Road
04. Cantelowes Dream
05. Moon Kaira
06. Mamadou Kanda Keita
タグ : 世界の音楽
掲載: 2021年02月26日 16:14