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AFI|前作より約4年振りとなる最新作『Bodies』堂々完成

AFI『Bodies』

91年にカリフォルニアで産声を上げ、1995年にアルバム『ANSWER THAT AND STAY FASHIONABLE』でデビューを果たし、そのスタイルとサウンドがオフスプリングのデクスター・ホーランドの目に留まり、彼が主宰するインディ・レーベルへと移籍、その後メジャーへと移籍しながら、作品ごとに様々なスタイルのサウンドを取り入れ常に進化し続ける、シーンの牽引者的存在、AFI。

作品を発表するごとにそのバンドが持つ創造性を押し広げ、妥協や外からの要求には一切耳を貸さずに革新性に満ちた独自のサウンドを追い求める彼らが、2017年に発表し全米チャート5位を記録した前作『AFI (THE BLOOD ALBUM)』より約4年振りとなる最新スタジオ・アルバム『BODIES』を完成させた! 2018年には前作に伴う長いツアーを通してバンド内に沸き起こってきた創造意欲を吐き出すかのようなEP『THE MISSING MAN』を発表してファンを歓喜させたのだが、この最新作『BODIES』は、フル・レングスのスタジオ・アルバムとしては約4年振り、通算11作目の作品となる。

バンド・メンバーのジェイド・ピュージェットがプロデュースを担当、ミックスにはデペッシュ・モードやベル・アンド・セバスチャンらとの仕事でも知られるトニー・ホッファを、マスタリングにはオアシスやピンク・フロイドらとの仕事でも知られるヴラド・メラーを起用してレコーディングが行われた今作『BODIES』。前作では全編を通してエモーショナルを爆発させたサウンドを聴かせてくれた彼らが、この最新作では、彼ら特有のあのゴシック・ロックにも通じる哀愁を帯びたメロディ・ラインが疾走感溢れるサウンドと融合し、時にハードに、時に80sらしく、そして時にエレクトロ・サウンドを駆使しながらさらなる広がりを感じさせる、今まで発表してきた10枚の作品、そしてこれから続いていく彼らの未来までも手にした極上のAFIサウンドを響かせている。

常に進化を続けるAFIというバンドのスタンスに関して、プロデュースも担当するジェイドはこうコメントしている。

「俺たちのこれまでの作品を知っている人は皆、同じようなレコードが二つとないことをわかっているはずさ。中には似ているものもあるかもしれない。俺たちにも特徴はあるし、作っているのが俺たちであることに変わりはないから、もちろんある意味一貫性はあるだろう。でも、それは結果として個性になる。俺たちが何か活動をする時、俺は毎回、それが独自の価値を持つものであるかを判断しなければならない。ファンの中には、新アルバム、新曲を昔の作品と比べて非難する人たちもいるだろう。 でもアーティストとして、俺たちは同じものを作ることは出来ないんだ。それは、俺たちの創造性を妨害するだけだからね」

AFIはリーダーであり、フォロワーではない。この最新作『BODIES』のジャケットに描かれた、感情に訴えかける人間たちの姿と同じくらい流動的に、絶え間なく創造的進化を続けている集合体なのだ。今回のアルバムは、決して勢いを弱めることなく、妥協や外からの要求に全く興味を示さず、容赦なく動き続けるアーティストたちのスナップショットであるといえるだろう。AFIと彼らのオーディエンスの揺るぎない繋がりは、改革と更新、そして探検というバンドが持つ才能の証であり、完全なる信頼性によって支えられている。AFIの曲の数々は、多くのサポーターたちの心のDNAの中に埋め込まれており、『BODIES』は、芸術的探求に対するAFIの断固たる信念、捕らえることができない音楽の女神が唱える闇の呪文を更に深く実証する作品となるのだ。

輸入盤CD


輸入盤LP


【収録曲】
01. Twisted Tongues
02. Far Too Near
03. Dulceria
04. On Your Back
05. Escape From Los Angeles
06. Begging For Trouble
07. Back From The Flesh
08. Looking Tragic
09. Death Of The Party
10. No Eyes
11. Tied To A Tree

AFI

タグ : PUNK/EMO

掲載: 2021年04月02日 12:54