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『レコード芸術』2021年5月号~特選盤

レコード芸術2021年5月号 

毎月20日発売の月刊誌「レコード芸術」の2021年5月号における“特選盤”を集めました。輸入盤の取扱いの有るものはあわせてご案内しております。
<「レコ芸」、「音楽の友」~書籍のご紹介>

 

「レコード芸術」4月号「レコード誕生物語」掲載!
メンゲルベルクとコンセルトヘボウ管弦楽団によるベートーヴェン:交響曲全集

1940年4月&5月、アムステルダムでのライヴ、同年11月、スタジオ(英雄のみ)録音。ベートーヴェンはメンゲルベルクのレパートリーの中核でしたが、生前に全曲録音を行うことなく亡くなりました。この音源はオランダの放送局AVROの保管棚にあった放送用のガラス製ディスクから、メンゲルベルクの没後10年を記念して1961年に初発売されたもの。《英雄》のみは第1楽章の原盤が失われていたため、同年のテレフンケンへのセッション録音がライセンスされています。演奏前にメンゲルベルクが指揮台をタクトで叩く音から、楽章間のチューニング、演奏後の盛大な拍手まで収めており、古い録音にも関わらず、彼の演奏会に接しているような臨場感を味わうことができます。とくに奇数番号の交響曲の堂々たる進行、確信をもった濃い表情、終楽章へ向けて白熱する高揚が聴き物です。

樂聖と絃 ベートーヴェン 弦楽器のための作品たち

2020年に生誕250周年を迎えた「楽聖」ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの偉業のなかから、弦楽器のために書かれた作品について、その内容と魅力を紹介。ベートーヴェンの三大ジャンルのうちの一つ、弦楽四重奏曲全16曲の他、「王者」ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン奏者、チェロ奏者にとってのレパートリーの中核となる、ヴァイオリン・ソナタ全10曲、チェロ・ソナタ全5曲、その他弦楽器を編成に含んだ室内楽作品について取り扱う。最新の研究を反映した読み物から「買い物ガイド」に適した名演カタログまで収載し、ベートーヴェンの創作の多様性について考察しながら、その醍醐味を十分に味わってもらう。

カテゴリ : ニュース | タグ : レコ芸特選

掲載: 2021年04月20日 00:00