Samara Joy(サマラ・ジョイ)|天が授けたヴェルベット・ヴォイスを持つ21才の新人シンガーのデビュー作が登場
規格外の才能、天が授けたヴェルベット・ヴォイスを持つ21才の新人シンガー、デビュー作。今後ジャズ・ヴォーカル・シーンを確実にリードするサマラ・ジョイ。
2019年の「サラ・ヴォーン・インターナショナル・ジャズ・ヴォーカル・コンペティション」で優勝、音楽シーンに大きな衝撃を与えて20才の時に瞬く間にレコーディングが実現、現在21才で次世代の大型スターが確実視されるサマラ・ジョイのデビュー作(UKのWhirlwindより)。セシル・マクロリン・サルヴァント、ジャズメイア・ホーン等のオーセンティックな現代ジャズ・ヴォーカリストの次世代としては圧倒的すぎる存在感を放ち、このアルバムでグラミー・ノミネートの可能性も現実味を帯びている。
NYブロンクスで生まれ育ち、祖父母は有名ゴスペル・グルーブThe Savettesのメンバーで、父親もゴスペル・シンガーという音楽一家に育つ。NYフォーダム校でジャズを歌い始め、その類い稀な声で数々のコンペティションで受賞、州立大時に上記賞を受賞する。既にクリスチャン・マクブライド、ジョン・ファディス他とも共演を重ねつつ多くのライヴを披露して話題となっている。
ゴスペル一家の血筋をひいた深みのあるヴェルヴェットのような声とそのスキルは21才にして風格すら感じ、大学時代の「Mood Indigo」、ヴァーモント・ジャズ・センターでの「Stardust」などのYouTube動画は既に伝説となっている。このデビュー作で歌われたスタンダードの数々での説得力、巧さは完全にレベルが違うことを確信させられる。
録音メンバーはパット・メセニーも絶賛した実力派パスカル・グラッソ(g)、Smalls Recordsから良作を連発したアリ・ローランド(b)、そして名手にしてレジェンドのケニー・ワシントン(ds)というトリオ編成。さらにプロデュースはパット・メセニー、ブラッド・メルドー他膨大な数のアーティストを手掛けたジャズ界の大物&グラミー・ノミネート・プロデューサーで元ワーナー・ブラザーズの顔役マット・ピアソンが担当。
収録曲:
01. スターダスト
02. エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー
03. イフ・ユー・ネヴァー・フォール・イン・ラヴ・ウィズ・ミー
04. レッツ・ドリーム・イン・ザ・ムーンライト
05. イット・オンリー・ハプンズ・ワンス
06. ジム
07. ザ・トラブル・ウィズ・ミー・イズ・ユー
08. イフ・ユード・ステイ・ザ・ウェイ・アイ・ドリーム
09. ラヴァー・マン
10. オンリー・ア・モーメント・アゴー
11. ムーングロウ
12. バット・ビューティフル
13. ソフィスティケイテッド・レディ
14. ブレイム・イット・オン・マイ・ユース
掲載: 2021年04月22日 11:08