イギリスの名ファゴット奏者、ローレンス・パーキンスの新録音は20世紀の多様なファゴット作品集!(2枚組)
[Hyperion Records 公式チャンネルより]
パーキンスと仲間たちによって行われた、20世紀のファゴットの並外れた多様性を祝う勇敢な音楽の旅!
1974年から2017年まで長きにわたりマンチェスター・カメラータの首席ファゴット奏者を務め、ソリストとしても多くの名演・名録音を残すイギリスのベテラン・ファゴット奏者、ローレンス・パーキンス。
ヨーク大学、王立ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック、ノッティンガム大学、リーズ大学など各地でファゴット講師も務め、世界をリードするファゴット奏者の一人であるパーキンスは、非常に興味深いプログラム(そしてアルバム・タイトル)を考案する術にも長けており、2018年にはクラリネットを王女(プリンセス)、ファゴットを熊に例えた「王女と熊」(CDA68263)というユニークなアルバムを企画し評判を呼びました。
パーキンスの新たな注目企画「海神の航海(Voyage of a SEA-GOD)」は、1900年に作曲されたウォルシューの「序奏とアレグロ」から、1999年に作曲されたベッドフォードの「スタック・ポレイドの夢」まで、パーキンスと仲間たちによって行われた、20世紀のファゴットの並外れた多様性を祝う勇敢な音楽の旅。無伴奏のファゴット独奏から、ファゴットとピアノ、ファゴット三重奏&四重奏、ファゴットとハープと弦楽六重奏、そしてファゴットと弦楽合奏のための協奏的作品まで、バラエティに富んだファゴット作品全14曲の2枚組。そのうち6曲はファースト・コマーシャル・レコーディングとなります。
(東京エムプラス)
『海神の航海 ~ ファゴットが導く20世紀の音楽の旅』(2枚組)
【曲目】
リチャード・ヘンリー・ウォルシュー(1872-1951):序奏とアレグロ*
プロコフィエフ:ユーモラスなスケルツォ Op.12bis
サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調 Op.168
バントック:マクベスからの付随音楽*
バックス:哀歌とスケルツォ
ヒンデミット:ファゴット・ソナタ
ウィリアム・シューマン(1910-1992):4本のファゴットのための小四重奏曲
デュティユー:サラバンドとコルテージュ
ハウエルズ:メヌエット 《Grace for a fresh egg》
エリザベス・マコンキー(1907-1994):ファゴットと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ*
アラン・リダウト(1934-1996):キャリバンとエアリエル*
アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):ファゴットと小管弦楽のための協奏曲
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):ファゴット・ソナタ*
デイヴィッド・ベッドフォード(1937-2011):スタック・ポレイドの夢*
(*=初商業録音)
【演奏】
ローレンス・パーキンス(ファゴット)
マイケル・ハンコック(ピアノ)
エイミー・トンプソン(ファゴット)
マシュー・キタリンガム(ファゴット)
カトリーナ・マクダーミド(ファゴット)
エイラ・リン・ジョーンズ(ハープ)
カルドゥッチ弦楽四重奏団
スージー・メーサーロシュ(ヴィオラ)
マイケル・エスクリート(コントラバス)
ウィリアム・グッドチャイルド(指揮)
バーミンガム市交響楽団
【録音】
2019年2月&9月、2020年1月、イギリス
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年04月30日 00:00