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Bill Evans(ビル・エヴァンス)|1969年オランダでの未発表ライブ音源『Behind The Dikes』が公式作品として初登場

Bill Evans_Nico van der Stam/MAI

photo: Nico van der Stam/MAI

エレメンタル・ミュージックからビル・エヴァンス・トリオの未発表ライブ音源!1969年オランダでの発掘音源が公式作品として初登場。

ビル・エヴァンス・エステートとオランダのプロデューサー兼研究者であるフランク・ヨケムセンと共同で制作された本作は、スペインのプロデューサー、ジョルディ・ソレイとレゾナンス・レコードの共同社長であるゼヴ・フェルドマンによって2013年に設立されたエレメンタルミュージックから発売される初めてのビル・エヴァンス発掘プロジェクトです。

本作はビル・エヴァンス(p)、エディ・ゴメス(b)、マーティ・モレル(ds) のトリオが1969年にオランダに残した貴重なライブ音源を集めたもの。非公式の海賊版では流通していたこともあったが、今回の発売は遺族等に正式な権利を交渉した上での初の合法的なアルバム発売となります。

1969年3月26日にヒルフェルスムで開催されたVARA Studio でのライブ、そして1969年11月28日にアムステルダムで開催されたRAIアムステルダムでのライブ、そしてラストの2 曲は1969 年3月25日の録音でクラウス・オガーマンのアレンジによる、同トリオにメトロポール・オーケストラが参加しての美しく幻想的な演奏が収録されています。

本作の共同プロデューサーであるゼヴ・フェルドマンは、「 ビル・エヴァンスの子息であるエヴァン・エヴァンス、ビル・エヴァンス・エステート、エディ・ゴメス、マーティ・モレル等と再び協力して、エヴァンスの壮大な録音遺産の一部として、より多くの音楽を公式に発表できることをとてもうれしく思います。 また、私の共同プロデューサーであるフランク・ヨケムセンと再び力を合わせることもスリルがあります。フランク・ヨケムセンはエレメンタルのエグゼクティブプロデューサーであるカルロス・アグスティンの支援を受けて、オリジナルのオープンリール・テープをラジオ局から見つけることができました。」

LPのマスタリングを担当したのはバーニー・グランドマン。オリジナルアナログテープの状態が非常によく、臨場感あふれる高音質で楽しむことができます。

メインライナーノーツは、有名なオランダのジャズジャーナリストBert Vuijsje。オランダのジャズピアニストJan Huydtsへのインタビュー、発掘王ゼヴ・フェルドマンのエッセイ、また エディ・ゴメス、マーティ・モレルによる貴重な証言が収録されている。

国内流通仕様:
アナログ 180g重量盤完全限定プレス商品、未発表写真も収録されたオリジナルブックレットを完全翻訳

CD 読み物としても楽しめるオリジナルブックレットの完全日本語翻訳付き

輸入盤:国内流通仕様CD

 

輸入盤CD

 

輸入盤:国内流通仕様

 

収録曲:
(Disk 1)
Side A:
1. Announcement by Michiel de Ruyter / You’re Gonna Hear From Me (Andre Previn-Dory Previn)
2 Emily (Johnny Mandel-Johnny Mercer)
3 Stella By Starlight (Ned Washington-Victor Young)
4 Turn Out The Stars (Bill Evans)
Side B:
1 Waltz For Debby (Bill Evans)
2 ‘Round Midnight (Thelonious Monk)
3 I Let A Song Go Out Of My Heart (Duke Ellington-Henry Nemo-John Redmond)
(Disk 2)
Side C:
1 Alfie (Burt Bacharach-Hal David)
2 Beautiful Love (Haven Gillespie-Wayne King-Egbert Vanalstyne-Victor Young)
3 My Funny Valentine (Richard Rodgers-Lorenz Hart)
Side D:
1 Spartacus’ Love Theme (Alex North)
2 One For Helen (Bill Evans)
3 Quiet Now (Bill Evans)
4 Someday My Prince Will Come (Frank Churchill-Larry Morey)
(Disk 3)
Side E:
1 Very Early (Bill Evans)
2 A Sleepin’ Bee (Harold Arlen-Truman Capote)
3 Turn Out The Stars #2 (Bill Evans)
4 Autumn Leaves (Joseph Kosma-Johnny Mercer-Jacques Prevert)
Side F:
1 Quiet Now #2 (Bill Evans)
2 Nardis (Miles Davis)
3 Granados (Enrique Granados)
4 Pavane (Gabriel Faure)

タグ : ジャズ復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2021年05月17日 16:21