hr交響楽団(フランクフルト放送響)首席ファゴット奏者テオ・プラト!『失われた時間 ~ファゴット・ソナタ集』
[Theo Plath 公式チャンネルより]
フランクフルト放送(hr)交響楽団首席ファゴット!2019年ARDミュンヘン国際音楽コンクール第3位!
若手演奏家の登竜門の中でも最難関として有名なARDミュンヘン国際音楽コンクールの2019年のファゴット部門で第3位に輝いた1994年生まれのテオ・プラト。2018年にザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席ファゴット奏者に任命され、ドイツ・カンマーフィルや、ケルンWDR交響楽団などの客演首席奏者としても活躍、2019年には名門hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)の首席奏者に就任しています。
今回のフレンチ・アルバムでは、サン=サーンスのオリジナル曲以外は、すべて奏者自身の編曲になっています。印象派と後期ロマン派の作曲家の作品の中に、ファゴット用の曲が極端に少ないことに気づいたそうです。それを補うように編曲がなされましたが、どの曲も違和感がないほど雄弁にそして表現豊かにファゴットが歌っています。その演奏技術は圧巻、この楽器の新たな一面を伝えてくれる一枚です。
(東京エムプラス)
『失われた時間 ~ファゴット・ソナタ集』
【曲目】
サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調 Op.168(1921)
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.140(1916/17)(ファゴット版)
ブーランジェ:チェロ・ソナタ(1914)(ファゴット版)
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV8(1886)(ファゴット版)
【演奏】
テオ・プラト(ファゴット、編曲)
アリス・アレクサンダー・ブレッテンベルク(ピアノ)
【録音】
2019年12月、南西ドイツ放送(SWR)スタジオ(ドイツ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年06月22日 00:00