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CPO レーベル~2021年7月第2回発売新譜情報(5タイトル)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年06月23日 00:00

フェルディナンド・パエール

知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。知られざる名曲の発掘、古楽から現代まで幅広く揃えたコレクション、高品質の録音で人気を誇るドイツのCPOレーベル。

今回はリベルタリア・アンサンブルによるフンメルとシューベルトのピアノ五重奏曲集に、2020年8月にインスブルック古楽音楽祭で演奏会形式で上演されたパエールの歌劇“レオノーラ”、クロアチアを拠点に活動した作曲家ボリス・パパンドプロのピアノと弦楽のための作品集などCD5タイトルがリリースされます。

フンメル&シューベルト:ピアノ五重奏曲集
リベルタリア・アンサンブル

フンメルの作品は、ウィーン古典派からロマン派への移行期の様式を示しているとされています。彼がピアノ五重奏曲Op. 87を作曲したのは1802年のこと。シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」の17年前にあたります。当時活躍していた音楽評論家のルドルフ・フェルバーはこの作品について「やや好戦的な主題を持つ第1楽章は力漲る情熱で聴き手を魅了し、歓喜に満ちた最終楽章は華麗な終結部を持つ」と語り、傑作であると評価しました。最後の3つのピアノ・ソナタをフンメルに献呈しようと考えたほど、彼を敬愛していたシューベルト、この曲と編成を同じくするピアノ五重奏曲「ます」からもフンメルの影響が感じられるかもしれません。名チェリスト、アレクサンドル・カストロ=バルビをメンバーに含むリベルタリア・アンサンブルの演奏で。
(ナクソス・ジャパン)

フェルディナンド・パエール(1771-1839):歌劇《レオノーラ》全2幕(2枚組)
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)インスブルック音楽祭管弦楽団

2020年8月、新型コロナ感染症(COVID-19)のパンデミック下、行われたインスブルック古楽音楽祭。ベートーヴェン生誕250周年を記念して用意された演目は、パエールの《レオノーラ》の演奏会形式上演でした。
パエールはベートーヴェンと同世代の1771年生まれのイタリア出身の作曲家。この《レオノーラ》は1804年の作品で、忠実な妻が不当に投獄された夫を地下牢から救うという筋書きは、ベートーヴェンの《フィデリオ》と同じであるものの、パエール作品では政治的な要素は薄められ、個人の愛と正直さが称賛されています 。また台本はイタリア語であり、この言葉の違いが音楽に表現方法やリズムなどのかなりの違いをもたらしています。構成はハッセやポルポラ、モーツァルトなどの影響を受けたイタリア・オペラの形式に則っており、リズミカルなレチタティーヴォやコロラトゥーラを駆使した聞かせどころの多いアリア、カバレッタ、そしてまろやかな二重奏などが次々と登場します。
イタリア・バロック・オペラの指揮で名高いアレッサンドロ・デ・マルキによる精彩に富んだ音楽と、題名役を歌うベロッキの見事にコントロールされた高難度のコロラトゥーラが聴きどころです。
(ナクソス・ジャパン)

一部世界初録音
ボリス・パパンドプロ(1906-1991):ピアノと弦楽のための作品集
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)、アモリ・コエイトー(ヴァイオリン)、ヴァネッサ・シゲティ(ヴァイオリン)、アンドレイ・イオニーツァ(チェロ)

クロアチアを拠点に活動した作曲家ボリス・パパンドプロ。ザグレブの音楽院を卒業後は、オーストリアの「新ウィーン音楽院 Neues Wiener Konservatorium」(1938年、ドイツのオーストリア併合により廃校)で作曲と指揮を学びました。400曲を越える数多くの作品は、どれも十二音も含む新古典主義の作風の中に、クロアチアの民族音楽と、ジャズの要素を融合したユニークなスタイルを持っています。
cpoレーベルの4枚目となるこのアルバムはピアノと弦楽のための作品を集めたもの。世界初録音となる「古風なコンチェルティーノ」はクロアチアにおける新古典主義の傑作のひとつ。バロック後期から古典派初期の形式に倣った序奏は活気のあるリズムにのって全体が疾走、最後は短い主題による小さなフーガで締めくくられます。他にも対照的な表情を持つ3つの楽章で構成された「ラプソディア・コンチェルタンテ」などパパンドプロの見事な作曲技法が味わえます。
(ナクソス・ジャパン)

カミロ・シューマン(1872-1946):クラリネットとピアノのための作品集
ベッティーナ・バイゲルベック(クラリネット)、ジャネット・ラ=ドゥア(ピアノ)

1872年、ザクセンの音楽一家に生まれたカミロ・シューマン。幼い頃から楽器演奏に才能を発揮し、17歳でライプツィヒ芸術学院に入学、作曲をライネッケ、音楽理論をヤーダスゾーン、そしてピアノをツヴィンツァーに学びます。その後、アイゼナハでオルガニストとして活躍、J.S.バッハの作品やレーガー作品まで幅広いレパートリーで聴き手を魅了しました。作曲活動も活発で300以上の作品が記録されていますが、そのほとんどは未出版のままザクセン州立公文書館に保管されています。
このアルバムに収録された2曲のクラリネット・ソナタは2015年にライプツィヒで出版されたもので、20世紀に作曲されたにもかかわらず、彼の師であるライネッケの伝統を受け継ぐ、釣り合いの取れた形式を保っています。5つの楽章で構成された「セレナード」はピアノとクラリネットのための最後の作品で、作曲家晩年の遊び心を感じさせます。ソリスト、室内楽奏者、そしてクレズマー音楽の奏者として知られるバイゲルベックの演奏です。
(ナクソス・ジャパン)

ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):結婚式のためのセレナータ
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)ラ・スタジオーネ・フランクフルト(古楽器使用)

多作家で知られるテレマンは、ハンブルク市の音楽監督として知名度を誇るだけではなく、その作品が当時の貴族や富裕層の人々から愛されていたためか「結婚式のための音楽」の作曲家としても大きな需要があり、「愛」や結婚に関する作品も多く残しました。このアルバムに収録された1曲目のセレナータ(バロック時代、主として祝賀の行事に演奏された1幕もののオペラを指す)《愛、愛よりも美しいものなどない》は、ソプラノとテノールが結婚の有用性について論争するという歌詞に活気に富んだ音楽をつけており、テレマンの全ての作品の中でもとりわけ独創的で機知に富んだ音楽の一つとされています。
他には愛の不可思議さについて自由なテキストで歌うテノールのソロ・カンタータ「私は愛したいのに」と、結婚式の饗宴のための「女性の地位」も収録。若い花嫁が抱く結婚生活への期待が明るいトーンで歌われます。テレマン演奏のオーソリティ、ミヒャエル・シュナイダーとラ・スタジオーネ・フランクフルトのバックで、キルヒナーとポプルッツが見事な歌唱を聴かせます。
(ナクソス・ジャパン)

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