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椎名雄一郎の新録音!『バッハの源流を求めて ― 三大「B」 ブクステフーデ,ベーム,ブルーンス ノルデン聖ルートゲリ教会のシュニットガー・オルガン IV』

椎名雄一郎

バッハへと連なる鍵盤音楽の大河の源流を、3人の北ドイツの作曲家に求める!

ドイツ・バロック時代、J.S.バッハへと連なる鍵盤音楽の大河の源流を、3人の北ドイツの作曲家、ブクステフーデ、ベーム、ブルーンスに求める。バッハは3人の作曲家に憧れ、ベームがオルガニストを務めていた北ドイツ・リューネブルクを目指し、またアルンシュタット・オルガニスト時代にはブクステフーデの音楽を聴くためにリューベックを訪れたのであろう。多様で豊穣な北ドイツ・オルガン音楽の真髄を、当時建造された銘器アルプ・シュニットガー・オルガンの無二の音色と、綿密に設計された椎名の演奏によって聴くことができる。

【曲目】
ディートリヒ・ブクステフーデ(ca.1637-1707):
1.トッカータ ニ調  BuxWV 155
2.ザムエル・シャイト:天にましますわれらの父よ  SSWV 471
3.われらより取り去り給え、主よ、汝真実なる神よ  BuxWV 207    
4.カンツォネッタ ト調  BuxWV 171
5.シャイト:われは心より願う  SSWV 517
6.ああ主よ、哀れなる罪びとわれを  BuxWV 178

ゲオルク・ベーム(1661-1733):
7.プレリュディウム ニ調
8.大いに喜べ、おお、わが魂よ
9.シャイト:キリストは死の縄目につながれたり
10.キリストは死の縄目につながれたり

ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):
11.プレリュディウム ト調
12.シャイト:いざ来ませ、異邦人の救い主よ  SSWV 441a
13.いざ来ませ、異邦人の救い主よ
14.シャイト:いざ来ませ、異邦人の救い主よ SSWV 441b
15.プレリュディウム ホ調 Praeludium in e

【演奏】
椎名雄一郎(オルガン)

【録音】
2018年9月3-7日 ドイツ・ノルデン 聖ルートゲリ教会

<椎名雄一郎(オルガン)>
東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。オルガンを池田泉氏、廣野嗣雄氏、通奏低音を今井奈緒子氏、チェンバロを故小島芳子氏に師事。在学中、スペイン政府奨学金を得て、サラマンカ・オルガンアカデミーに参加する。
1994年第1回ザ・シンフォニーホール・オルガンオーディション入賞、1997年第1回ダラス国際オルガンコンクール第2位、2000年第12回ライプツィヒ・バッハ国際コンクール第3位、2002年NDR(北ドイツ放送局)音楽賞国際オルガンコンクール優勝。
1999年10月よりオーストリア政府奨学金、ロームミュージックファンデーション奨学金を得て、ウィーン国立音楽大学に留学し、オルガンをM.ラドゥレスク氏、チェンバロを故G.マレー氏に師事。満場一致の最優秀の成績で卒業。安田生命クオリティオブライフ文化財団より助成を受けスイス、バーゼル・スコラカントルム音楽院に留学し、オルガンとチェンバロをJ.-C.ツェンダー氏、通奏低音をJ.-A.ベッティヒャー氏、アンサンブルをA.ルーリー氏、J.ゾーンライトナー氏に師事する。2001年、オーストリア・ジュネスオーケストラのベルリン、シャウシュピールハウス公演にてチェンバリストとして参加し、絶賛された。日本のほか、スイス・オルガン・フェスティバルをはじめ、ドイツ、オーストリアを中心にヨーロッパ各地で演奏活動を行っている。
2002年から2007年3月まで、豊田市コンサートホール専属オルガニストとして、演奏会、講座の企画を行う。2005年よりJ.S.バッハオルガン全曲演奏会シリーズをおこない、2015年に完結した。
コジマ録音より、「バッハのオルガン解体新書」「平和の祈り」「メンデルスゾーン:オルガン作品集」など数多くのCDをリリースし、高い評価を得ている。2015年、春秋社より『パイプオルガン入門 見て聴いて触って楽しむガイド』を出版。
現在、長崎・活水女子大学音楽学部教授、活水学院オルガニスト。東京藝術大学非常勤講師、日本基督教団讃美歌委員会委員。日本キリスト教団吉祥寺教会オルガニスト。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年09月15日 00:00